2025年度大学入学共通テストの1日目の試験が1月18日、全国の651会場で実施された。新課程に対応するため、新たに「公共、政治・経済」が出題された。

職場の男女平等を考えさせる出題も

「公共」分野の第1問では、男女共同参画社会をめぐる現状がテーマだった。問2は、仕事にかかわる性別役割意識が題材。「共働きでも男性は家庭よりも仕事を優先するべきだ」「同程度の実力なら、まず男性から昇進させたり、管理職に登用するものだ」への肯定的な回答の割合、男女年代別にまとめた表を資料として読み取り、適当でない選択肢を選ばせる出題があった。

男女平等を考えさせられる出題もあった

 河合塾によると、「表やグラフといった数値資料を読み取る練習を積み重ねておくことが有効だ」としている。

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