東京・大成高校の文化祭「第67回大成祭」が2024年9月21・22日に開催される。実行委員長の魚澄絢也さん(3年)に、文化祭の特徴や見どころを聞いた。(写真・学校提供)
バラエティー豊かなクラス企画
―文化祭の運営・企画の特徴を教えてください。
本校の文化祭はクラス・部活動単位で活動します。1学年は体育館でのパフォーマンスコンテスト。高校生という新たなステージに立った彼らでしか表現できない団結力や演出にご注目ください。
2学年は教室での一般展示です。お化け屋敷や縁日をはじめとした、各クラスが工夫をこらして全力を注いだお店たちが並ぶので、ぜひまわってみてください。
3学年は中庭や教室にて食品販売を行います。真心のこもった料理を食べれば、おなかも楽しさも満たされること間違いなし。
部活動は、文化部が教室にて活動の様子を、公演団体は特別教室や中庭・体育館で日ごろの成果を披露します。会場の隅々まで、たくさんの見どころを用意しています。
モザイクアートに注目
―イチオシの催しや企画は?
わが校イチオシといえばモザイクアート。1.5cm四方の小さなピースたちが織りなす巨大なアートは、今年で18回目になる本校の目玉企画です。大成祭実行委員会が発足される4月から準備を始めます。実行委員がデザインを考え、手作業で折り紙を切り、全校生徒で貼り付けをする、まさに「大成の結晶」です。
昨年度は世界記録に挑戦し、142.16m²の大きさでギネスブックに登録されました。過去の作品は、北校舎校長室前に展示されているので、ぜひあわせてお楽しみください。
―来場者へ意気込みやアピールをお願いします。
コロナ禍前の大成祭を知っている生徒はもういません。だからこそ、制限解除から2度目になる今年度の大成祭は、これからの新たな形を定めるにふさわしいと思います。昨年の大成祭には、スタートダッシュの意義がありました。今年度はそのスピードを落とさずに駆け抜けたい、という思いがあります。
来場されたみなさんに、「来て良かった」と思っていただけたら幸いです。それらはめぐりめぐって、走り続けるわれわれの背中を押す力となってくれます。そして、大成祭がみなさんの背中も押せるようなものになることを祈っています。
今年度のテーマは「夢源」。夢のような時間を、心を、「楽しい」で満たされるような体験を、ぜひ大成祭で。
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第67回大成祭
- 【開催日時】2024年9月21日10:00~15:30(受付締め切り15:00)、22日10:00~14:30(受付締め切り14:00)
- 【前年来場者数】約3,584人
- 【交通アクセス】JR中央線「三鷹駅」南口よりバスで5分、または三鷹駅南口より徒歩20分
- 京王線「仙川駅」よりバスで20分、下車徒歩2分
京王線「調布駅」北口よりバスで25分、下車徒歩1分 - 【予約】不要
- 【HP、SNS】公式ホームページ:https://www.taisei.ed.jp/