文化部の全国大会である「全国高等学校総合文化祭」が、今年は鹿児島で行われました。新聞部門の運営協力員として参加した1日の体験を紹介します。(高校生記者・まつもん=2年)
新聞部門の準備に参加
私は新聞部門の大会前の準備に参加しました。各都道府県の代表がグループワークで使用する教室を設営。たくさんある大学の教室を1部屋ずつ回って長机を移動させて班を作り、新聞作りに必要な文房具のセットを1班ずつ用意し配布しました。
代表校の学校新聞の掲示も行いました。展示用の大きいサイズの新聞を貼らなければならなかったため、2、3人で協力。傾きやテープのしわに気を付けるのが難しかったです。
「おもてなしの心」を意識
「参加されるみなさんへの『おもてなしの心』を大切に活動してほしい」という、代表の先生の言葉を意識しました。
他県の生徒と実際に接する機会はないので、おもてなしする場面は少ないと思っていました。しかし、文房具を使いやすいように並べたり、新聞を丁寧に掲示したりなど「小さなおもてなし」は要所要所で心掛けられました。
その中で「おもてなしの心」は「思いやりの心」と通じるものがあると思いました。どちらも誰かのことを思って行う行動だから。総文祭はたくさんの人の「おもてなしの心」が詰まっているのです。