「甘酒」と聞くと、なんとなくお正月に飲むイメージが強いかもしれません。ですが、実は俳句の世界だと「夏の季語」。季節問わずスーパーなどで手軽に入手できます。甘酒好きな二人の女子高校生に、気に入っている理由や生活への取り入れ方を聞きました。

ほっとしたい疲れたときに

私はちょっと疲れたなと感じる時や生理中、缶入り甘酒を月に5回ほど飲んでいます。

甘くておいしく、飲むとほっと気持ちが落ち着きます。甘酒特有の香り、普段食べるお米とは違う米粒の食感がすきです。前に飲んでいたら、米粒がうっかり鼻に入ったときは痛かったです…。「飲む点滴」と言われるくらい、栄養満点で体に良いとされているところもお気に入りです。

祖母に勧められて甘酒を飲み始めました。私の誕生日に、祖父が大きい瓶の甘酒を買ってきてくれて、祖母と祖父と一緒に飲んでお祝いしました。(みとたま=3年)

美容のため手作り甘酒を常飲

学校帰りに豆乳を買って飲みながら帰ろうとしたところ、豆乳の隣に陳列してあった「甘酒」が目に入りました。試しに買って飲んでみたところ、ハマってしまったんです。

甘酒は米麹(こうじ)から手作り

基本は水かお湯割り、たまに豆乳や青汁などと混ぜて、学校でお昼ごはんに飲むことが多いです。腹持ちがよいんです。学校で飲んでいるとだいたい「おばあちゃんかよ」とツッコミが入ることも。甘酒は高齢の人が飲むイメージが同級生にはあるのかもしれませんね。

家で飲むときは夏でも温かくして、持ち運ぶときは発酵が進まないように冷たくして水筒に入れています。

自分で作ったほうがコスパが良いのではないかと思い、手作りしています。麹(こうじ)と水を炊飯器に入れ保温機能を使うとできるんですよ。

おいしさも気に入っていますが、飲み始めてから肌の調子が良くなった気がします。今では「美容のために」という思いが高まり飲み続けています。(りとるしゃけ=3年)

りとるしゃけさん流・手作り甘酒の作り方

【1】1キロ800円前後の米麹のうち…

【2】米麹400gを炊飯器へ

 

【3】800gのぬるま湯を入れる

【4】混ぜて、ぬれタオルをかぶせて、炊飯器で保温を8時間。2~3時間に一回混ぜる

 

【5】完成したらお好みでブレンダーにかける

 

【6】冷蔵庫で保存