「文化祭」といえば高校生活の一大イベント。中でも自分たちが主体となるクラス企画はぜひ成功させたいですよね。クラス企画成功のコツを高校生記者に聞いてみました。

アイデアを集め、企画を練る

【1】たくさんアイデアを出す

とにかくたくさんのアイデアを出すことが大事だと思います。多くの人からアイデアを出してもらえば、「自分たちのグループにはどんなことが好みの人が多いか」が自然とわかるからです。仲間一人ひとりの考え方にも触れられ、グループの団結力にもつながると思います。(水素水=1年)

【2】多様な意見をバランスよく

いろいろな考えをバランスよく集めましょう。「こんな企画をやってみたい!」という理想はたくさん集めつつ、「このクオリティーでやるのは難しい」など現実的な考えも取り入れることが大切です。「全力で頑張りたい」人と「楽しめればいい」人、どちらの意見も反映されるような企画だとみんなの協力が得やすいと思います。(りかがの=3年)

アイデア出しが成功の秘訣(ひけつ)

【3】SNSを参考にする

協力しない人、面倒くさがる人がクラスの3分の1くらいいると思う。でも、絶対流されずに、インスタなどで見つけた楽しそうな企画を提案すべき。(りとるしゃけ=3年)

クラスが団結する雰囲気づくり

【4】クラス全体で目標を持つ

私のクラスでは模擬縁日をし、成功しました。工夫したのが、最初にクラス全体で大きな目標を持つことです。「自分たちよりもお客さんを楽しませよう」という共通の目標を持つことで一体感が生まれ、話し合いもよく進み成功させられました。(きょーマロ=2年)

共通の目標が成功に導く

【5】雰囲気をみんなで高める

雰囲気を全体で高めるべきです。昨年はクラス責任者の人が「絶対最優秀賞取る」「責任者になった理由と覚悟」などを話してくれました。おかげで「ついていきたい」「絶対賞を取るんだ」という気持ちになり、周りの雰囲気も真剣なものに。賞は取れませんでしたが、皆で涙を流し、反省会をして、最後に笑顔で写真を撮れたので、成功だったと思います。(Aurora=2年)

【6】笑顔で楽しむ

コツはやはり笑顔だと思います。誰か一人でもやる気がないような顔をしてしまうと、負の雰囲気がどんどん周りに広がってしまいます。あまり楽しくないかな、団結感ないな、と思っても、他のクラスと比べず笑顔で楽しむことが大切です。(リンゴ=2年)

【7】決断力がある人についていく

「われこそは!」と自ら企画したいことを決めて、早く物事を決断できる人たちについていくことが重要だと思います。(コウヨウ=3年)

コミュニケーションが大事

【8】乗り気じゃない人に話しかける

クラスの全員が文化祭に前向きに取り組むことです。私のクラスの中には1人や2人、あまり乗り気ではない子もいました。そういう子に積極的に話しかけて、一緒に準備や練習をして、一致団結して文化祭を成功させました。最終的には全員が楽しめていれば大成功ではないかと思います。(にこ=3年)

LINEも活用。コミュニケーションで成功

【9】仕事の確認をし合う

クラスメートとコミュニケーションをしっかり取るべきです。役割の分担ごとにLINEグループを作ってアイデア出しや仕事の進め方を見える形で残しておくと、仕事を進めやすくなります。周りのクラスメートに「この仕事、誰か進めている?」などと確認し合いながら動くと、行き違いが生じるのを防げます。(桜いをり=3年)

クラス全員で協力する

【10】自分の役割を全うする

一番必要なのは、クラス全員一人一人がしっかり自分の役割を全うすることです。大人数で動くと、リーダー以外の一人がやることはなかなか目立ちません。ですが、全員の力が合わさらなければ成功することはありません。クラスの一員だという自覚をしっかり持って楽しく作業することが大事だと思います。(かな=3年)

【11】一人で先走らない

一人で先走らないこと。クラスメート全員で協力することで成功につながりやすくなるし、団結力が強まるし、よりいい思い出になると思います。(rim=2年)

【12】協力し合う姿勢が大事

協力して準備をすることが大切。友達とみんなで買い出しに行ったり、デザインやルールを相談したり、あうんの呼吸で作業をしたり……。今では楽しい思い出になっています。(ふうくあ=2年)