「ピース」

千葉・松戸国際高校
   市川由貴さん(2年)
 (第41回全国高校総合文化祭美術・工芸部門千葉県推薦作品)

つまらない日常は白黒に見えてしまうかもしれない。そんな白黒の景色でも、気持ちを変えて見直したらカラフルに色付いた景色が見えてくる。自分のちょっとした考え方一つで、見える景色が変わってくる。私が伝えたかったのは、そういった思いです。

背景や手は「つまらない白黒の日常」、カメラの画面の中身は「カラフルで鮮やかな新しい景色」、新しい考え方は「カメラをのぞいてみること」。それぞれ意味を秘めています。

また、「毎日見ている景色は、たくさんの人々のいろんな思いが詰まっている」と伝えたくて、画面の中身をパズルのピースで作りました。より複雑な色合いを出して鮮やかに魅せたかったので、細かい所まで絵の具を使いました。