日常で「着物」を着たいと思ったことはありますか? 私は昔から着物に憧れがありました。高校1年生の3月、その感情が爆発し、今おでかけをする際に着物を着るようになりました。着物大好き高校生のお出掛けスタイルを紹介します。 (高校生記者・kotoba=2年、価格は税込み・参考値)

黒シャツとベルト使ってきれいめコーデ

アラベスク模様というオリエンタルな柄の着物のコーデです。

着物 500円(戻橋)、帯 2000円(大江戸骨董市)、ベルト 390円(サンキューマート)、シャツ 2750円(ハトヤ)

本来着物の下には「長じゅばん」を着なければいけません。ですが、柄が和風ではないので、黒いシャツを着て、帯を支えるためのひもをベルトで代用。緑の着物に合わせて、帯も黄色と緑の少し柄が大きめなものをしめることで、色のまとまりを意識しています。

緑色のオリエンタル柄

黒いシャツとベルトで「きれいめ」にまとめるのがしっくりきたので、合わせる靴は少しヒールのある黒いブーツ、バッグは白と黒のショルダーバッグにしました。

一年中着られる桜柄を楽しむ

桜の柄の着物コーデです。

帯 820円(華みち)、ベルト 390円(サンキューマート)、ヒートテック 不明 (ユニクロ)、うそつき衿 1980円(きもの ふりく)

種類がわかる花が着物の柄に含まれている場合、その花の開花時期に応じた季節に着るとされています。ですが桜は、写実的でなく枝が描かれていない場合は通年で着てOK。とはいえ、最近はその決まりも緩くなり、街を歩く程度であれば好きな柄のものを着てもいい、という風潮に変化しているそうです。

美しい桜柄

この着物の下に着ているのは、長じゅばんではなく、タートルネックのヒートテックと「うそつき衿」です。うそつき衿とはじゅばんを着ているように見えるけれど、本当は襟しかないアイテム。着物を楽にきれいに着たいときに重宝します。ネーミングがかわいくて気に入っています。

チョウをあしらった着物で落ち着きコーデ

あさぎ色っぽい、少しだけ緑がかった水色の着物。袖の一部に使われている朱色と水色のチョウがあしらわれているのがとてもすてきな一着です。

着物 500円(戻橋)、帯 2000円(大江戸骨董市)、ベルト 390円(サンキューマート)、シャツ 2750円(ハトヤ)

帯の色を同系色ではなく、反対色にすることで帯が映えるコーデです。この帯は、1つ目に紹介したコーデの帯のリバーシブルなんですよ。黒いシャツとベルトを合わせ、「3色のみ」を使うことを意識。服やアクセサリーに使う色は3色に収めるとまとまりが良くなります。柄を合わせることが多い着物。私は柄と柄を合わせるコーデがあまり得意ではないので、違和感を少なくするための工夫です。

独特な色合いが美しい着物

着物は敷居が高く大変かもと思う人もいるかもしれないですが、意外とカジュアルに始められます。「着物を着ている」というだけで、なんだか普段の自分とは違うような気分になれますよ。

【番外編】花柄がかわいいあったか洋服コーデ

いつも着物というわけでなく、もちろん洋服で出掛けることも多いです。番外編として洋服のあったかコーデを紹介します。

セーター 3000円程度(不明)、スカート 不明(不明)、ジャンパー 不明(不明)

緑の花柄のプリーツスカートにセーターを合わせ、その上から軽めのロングジャンパーを羽織っています。セーターの腕部分は花のレースで、一応お花柄の合わせを意識しています。

袖が花柄のレース