1月18日(土)・19日(日)に「大学入試センター試験」(以下、センター試験)が行われる。国公立大学を志望する人はもちろん、センター試験利用入試を導入している私立大学を受験する人にとっても、重要な意味を持つ試験だ。河合塾横浜校の校舎長・高野英悟さんに、センター試験利用入試について聞いた。
私大ではセンター試験利用入試という選択肢も
2019年度入試では、私立大学の約9割がセンター試験利用入試を実施しました。センター試験利用入試は、大学独自の試験を課さずに、センター試験の結果のみで合否が決まるケースが一般的です。そのため、国公立大学を第一志望としている受験生が私立大を併願する場合や、私大受験者で併願校が遠方の場合などは、センター試験利用入試を活用すると負担を減らすことができます。一般入試よりも受験料は安く設定されていることが多く、現地に足を運ばなくても受験可能なので休養日をつくれるという点も受験生にとってはメリットだといえます。
センター試験利用入試の出願はセンター試験前に締め切られるケースが多いですが、大学・学部によってはセンター試験後でも出願可能なところもあります。自分の志望に合わせて効率よく活用し、合格のチャンスを増やしましょう。
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高野英悟
河合塾横浜校校舎長。1989年入塾。駒場校、麹町校、本郷校の校舎長を経て2019年4月より現職。大学入試に関して豊富な知識をもち、高校生や保護者を対象とした講演などを多数行っている。