大学入試センターは1月18・19日に行われた2025年度大学入学共通テストの教科別受験者数をまとめ、発表した。各教科の受験者数と受験率は次の通り。

- 地理歴史、公民:40万233人(80.8%)
- 国語:43万7153人(88.3%)
- 外国語(リーディング・筆記):45万4899人(91.9%)
- 英語(リスニング):45万1885人(91.3%)
- 理科:33万4145人(67.5%)
- 数学①:34万8087人(70.3%)
- 数学②:31万7704人(64.2%)
- 情報:30万1934人(61.0%)
今年初実施の情報は6割超
「外国語(リーディング・筆記)」が例年通り、最も受験者数が多く、受験率は昨年(91.6%)からほぼ横ばいだった。「国語」が88.3%、「数学①」が70.3%で、最も低いのは、今回初実施の「情報」の61.0%だった。
リーディング、4都道県で90%割れ
「外国語(リーディング・筆記)」の受験率を都道府県別にみると、千葉(88.5%)、北海道(88.5%)、神奈川(89.1%)、東京(88.9%)で90%を割った。大学が多い首都圏は、推薦など年内入試で合格を決めた受験生がより多かった可能性がある。最も受験率が高かったのは昨年同様宮崎(97.4%)だった。