2024年度大学入学共通テストが1月13日(土)、14日(日)に全国の668試験場で実施される。

共通テストを運営する大学入試センターによると、出願者は49万1914人。前年より2万667人減り、32年ぶりに50万人を割った。出願者のうち、現役生(高校3年生など高校卒業見込み者)は41万9534人。現役生のうち45%が共通テストに出願した。

13日は、地理歴史・公民、国語、英語など外国語の試験が行われる。14日は、理科と数学の試験が行われる。

2024年度大学入学共通テストの時間割

大学入試センターは「試験当日は雪・事故等により、交通機関に遅延・運休が生じることがあります。時間に余裕を持って試験場に向かってください。交通機関に遅延・運休が生じた場合、試験場で試験開始時刻の繰り下げを行うことがあります。まずは受験票に記載されている『問合せ大学』へ連絡し、試験場に向かってください」と呼び掛けている。

13・14日の本試験を病気やけが、家族の危篤や事件に巻き込まれるなどやむを得ない事情で受験できなかった受験生のための追試験は1月27日(土)と28日(日)に行われる。能登半島地震の影響で本試験を受けられない受験生も追試験を受けられる。能登半島地震被災者は、り災証明書などは不要だが、14日までに試験会場への連絡が必要だ。追試験会場は、予定されていた東京、京都に加え、石川県の金沢大学にも設けられることになった。