私は今年、「良性発作性頭位めまい症」と「自律神経失調症」と診断されました。日常生活での制限はありませんが、突発的に起こるめまいや頭痛などを抱えながら高校生活を送っています。(高校生記者・すあ=3年)

めまいや身体の不調に悩まされ

「良性発作性頭位めまい症」は、めまいが起こる代表的な耳の病気。じっとしているときには起こらないものの、頭を動かすと決まった位置(人によって違う)でめまいが起こります。私は目が回るような、回転性の激しいめまいが起こることが多く、平衡感覚が失われてよろめく場合もあります。

「自律神経失調症」は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れる病気。疲れが取れない、立ちくらみ、情緒不安定などさまざまな症状が出ます。

服用しているめまいの薬

床から立ち上がるのも一苦労

私の症状は、すべて言えないほど多くあり、特にめまい、耳鳴り、疲労感、立ちくらみなどに悩まされています。二つ以上の症状が同時に出ることもあります。

体育の授業や集会のときに、地面や床から立ち上がること。「簡単なことでしょ?」と思われがちですが、症状がある私にとって大変な動作の一つです。手すりや壁に頼らないといけない日々が続いています。

めまいがひどく、床から立ち上がるのにも一苦労(写真はイメージ)

目に見えない病気のつらさと闘って

病気になり数カ月後のある日、私は授業中に頭痛になり、何度も続いてめまいが起きました。その後の昼休みは、ごはんを食べる気力がなくなるくらいでした。

持病を伝えてあるクラスメートの友達に症状を伝え、保健室で休むことにしました。次の授業の先生に、保健室で休むことを伝えたところ、ただ一言「帰れば?」と……。めまいと頭痛の症状が日常的に起こる私には、とてもつらい言葉でした。

保健室で休もうとしたら、先生から「帰れば?」と言われ…

私が言えることではないかもしれませんが、「心配するということはしないのか?」と思いました。保健室で休み症状はおさまりましたが、先生の一言は心に深く突き刺さっています。

周りから見ただけではめまいや頭痛などでつらいとわかりません。自分で症状を抑えコントロールしたり、いつ症状が出るのか知ることも不可能なのです。周りからは見えないところで病気を抱えている人がいるということを、いろいろな方に知ってほしいと思います。