- ★JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストの募集要項はコチラ
開発途上国の現状や開発途上国と日本との関係について理解を深め、国際社会の中でとるべき行動について考える機会を設けることを目的とし、中学生・高校生を対象にJICAが実施しているエッセイコンテスト。2022年度のテーマは「世界とつながる私たち-未来のための小さな一歩-」でした。
これから応募にチャレンジする中高生をはじめ、国際協力に関心のある中高生もぜひ”受賞者の声“に耳を傾けてみてください。
2022年度 審査員特別賞
飯田 颯志さん 暁星中学校 1年
Q. エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。
学校の夏休みの選択課題の一つにあり、テーマが面白そうだったので選択しました。
Q. エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?
世界中で問題になっているマイクロプラスティックによる海の汚染は、遠くの海外で起きている話ではなく、僕たちの目の前で起きている身近な問題であることを表現したいと思いました。
Q. エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。
エッセイを読んだ人に、海洋汚染の問題を身近に感じてもらえるよう意識しました。ギンポは、一般的には知られていない魚だと思ったので、その特徴や習性をわかりやすく表現し、海底で起きている海洋汚染が伝えられるように工夫しました。
Q. 執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。
文章にすることで、自分の考えが整理できました。また、表彰式のときにJICAの方や、他の受賞者にも、海洋汚染が身近に起きている問題だと関心を持ってくれたことが嬉しかったです
Q. 次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。
自分の身近に起きている問題や、関心があることをテーマに選ぶと書きやすいと思います。僕は文章を書くことが得意ではありませんが、自分が住んでいる湘南の海の問題をテーマに決めたことで、自分らしい考えを書けたと思います。自分が身近に体験したことを、初めて読む人にもわかりやすい文章で書くことを意識しました。
Q. あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。
将来は、国際社会に貢献できる人間になりたいです。自分が関心をもって世界に貢献できることを探すためにも、色々な活動に挑戦したいと思います。