アルバイトは禁止という高校が多く、毎月の限られたお小遣いをやりくりしている高校生が多いようです。ついつい使い過ぎてしまって困ったことにならないために取り入れてみたい「節約術」を、高校生記者たちに聞いてみました。

お手頃価格で手に入れる

節約の基本ともいえる、「なるべく安く手に入れる」方法。値引き価格で販売しているお店を利用したり、中古品を格安で手に入れたりなどすることで、節約につながるようです。

同じものならちょっとでも安く手に入れたい

【1】スーパーやドラッグストアを利用

コンビニは、スーパーなどに比べ値段が高めだから、あまり行かないようにしています。下校中にどうしても飲み物が飲みたくなったときなどは、できる限りスーパーやドラッグストアで買うようにしています。

また、日頃から500円玉貯金をしていて、無理のない程度に楽しく節約することを意識しています!(暁=3年)

【2】フリマアプリを活用

参考書をメルカリやラクマのようなフリマアプリで買うようにしています。中古なので定価の半額以下で購入することができ、お金を浮かせることができます。

出品者が一生懸命勉強していたことが伝わってくる書き込みが残っていることもあり、自分も頑張ろうという気持ちになれて一石二鳥です。(ちこ=2年)

【3】勉強にはコピー用紙を使用

私は書いて覚えることが多いため、紙をたくさん使います。「安くて多いもの」がいいなと思っていたところ、ネットでコピー用紙がオススメされているのを見かけて、使い始めました。単語などを覚えるときに書きたい人にとてもオススメです。理由は値段が安いこと。安いものだとA4、500枚入りで300円以下で売っているものもあります。(やまと=2年)

お金を使うルールを決める

「衝動買い」は節約の大敵。金額の代償にかかわらず、後で後悔する買い物はしたくないですよね。「つい買ってしまう」を防ぐために自分ルールを敷いている、という声が挙がりました。

マイルールで自分にブレーキをかける!

【4】使えるお金を限定しておく

「この箱に入れたお金は本当にギリギリになるまで使わない」と決めています。アニメのグッズにお金をかけるので「このキャラクターだけ買う」と決めたりしています。(すおの=3年)

【5】「安さ」だけで判断しない

値段が安いからといって衝動買いをしないようにしています。「安い物を買い、それを長く使えなかったため再び同じ物を買わなくてはいけなくなった」という経験をしたことがあったからです。

値段に惑わされず質を重視して購入し、長く使う方が地球にも優しいと思います。しかし、消耗品など、使用が一回に限られているものはできるだけ安く購入します。(さるすべり=1年)

【6】迷っているうちは買わない

私の節約術は、「買うか迷ったものはひとまず保留」です!「欲しいけれど買うかどうか迷う……」という商品は、写真を撮って価格とお店の名前を記録。別の店を回るなどして時間をおいた上でもう一度欲しいかを判断するように心がけています。

「どうしても欲しい!」とビビッときたものは別として、買うか迷うものは要らないもののことが多いので、この方法はわりとおススメです(笑)(はるたま。=1年)

お得なクーポンやポイントを活用

最近では、ポイントカードもスマホアプリなどと連携して「溜めたり・利用したり」がとてもやりやすくなっていますよね。便利でお得なこの方法、使わない手はない!

ポイントでお買い物できるとお得感バツグン!

【7】クーポンやポイントアプリを活用

クーポンアプリやポイントアプリを積極的に利用しています。私が使っている特にポイントアプリはレシートを撮影するだけでポイントに変えられるので、気軽にできます。おやつを食べたくなったときはそこからポイントを商品引換券に交換しています。(甘党信者ゆーの=2年)

私は校則でバイトができず、月の収入はお小遣いのみ。それだけでは月末にはほぼ無くなってしまいます。そこで私が使っているのがポイントアプリ。アンケートやレシート撮影、歩数などによってポイントが溜まっていきます。金額としては少ないですが、支出を抑えられます!(ころあ=1年)

お金の運用について学んでみる

「貯める」ができるようになったら、もう一歩踏み出して「資産運用」を学んでみるのも良いかもしれません。本格的にやるかは別にしても、将来役立つ知識も身につきそうですね。 

【8】勉強してみる

私は「本当に必要だと思う物」だけにお金を使うようにしています。将来のためだと思い節約を心がけ貯金をするようにしています。しかし今の私はお金の知識がまだまだ未熟なので、お金をどのように節約していけばよいかを学んでいます。一番大事なことは親から貰ったお金だということを忘れないことだと思います。(ながたにえん。=2年)