早稲田大学は3月16日、4月1・2日に2021年度の入学式を実施すると発表した。あわせて3日には、2020年度の入学者を対象にした式典を実施する。昨年4月は新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて入学式を中止にしていた。

1・2日の入学式は、6回に分けて戸山キャンパスの早稲田アリーナで実施する。参加者は新入生に限り、自宅で検温して発熱などがないか確認したうえでの出席を求めている。家族や、参加できない新入生向けにインターネット配信も行う。新入生には「飲食をともなう懇親会およびこれに類するもの(個人的なものを含む)は、厳に控えてください」と呼び掛けている。

3日の式典は、2020年度(4月・9月)の入学者が対象で、4回に分けて早稲田アリーナで行う。「本来の入学式に準じる式典として実施」するという。

早稲田大は3月25・26日に早稲田アリーナで6回に分けて卒業式を実施することも発表した。昨年3月は卒業式も中止にしていた。

入学式、卒業式とも「感染状況が急激に悪化しない限り、緊急事態宣言が延長されても実施の予定」としている。