体育の授業以外、あまり体を動かしてないなあ…。でも運動は苦手だし……。そんな高校生におすすめなのがヨガだ。道具もいらず、自宅で簡単にできるヨガのポーズを、ヨガインストラクターの福島麻衣さんに教えてもらった。

今回は「魚のポーズ」を紹介します。

首や背中をほぐすことで、呼吸機能の改善や活性化ができます。安眠には呼吸の質を高めることが大事。このポーズをすることで、安眠効果が期待できるのです。

また、肩こりや背中のこりを緩和するうれしい効果もありますよ。

魚のポーズ

手順1

 

リラックスして寝た状態で、手のひらを下にして両手をお尻の下に入れる。上から見たとき、腕が体の下に隠れているようにする。

手順2

 

両肘で床を押すようにして胸を開き、後頭部か頭頂部を床につける。目は閉じるか、視線は眉間に集め、3〜5呼吸ホールドする。

※頸椎を痛めないようにゆっくり行う。首に痛みがある人は行わない。

より効果的に

 

「鋤のポーズ」とセットで行うと、バランスがよく効果アップ!

両手を左右に広げて寝た姿勢から、膝を伸ばしたまま両脚を頭の上に持っていき、つま先を床につける。

福島麻衣さん(ヨガインストラクター)

 

ふくしま・まい オンフルールヨガカレッジ銀座本校でヨガを教えている。全日本ヨガ協会所属。