【主将の進む道】根本光太郎( 千葉・市川ハンドボール部3年)

2年生の8月に主将になりました。チームが苦境に立たされた時に、雰囲気をガラッと変えることができるようになりたいと思っていました。そのために、練習中からチームを鼓舞するような声掛けをするようにしていました。

自分から後輩に声掛け

1、2、3年生すべてが居心地のいい部活にするため、自ら1、2年生に積極的に声を掛けていくことで、上下間の溝をなくすように心掛けていました。くさんあると思うので、そのことを考慮して後輩たちの立場に立って話すようにしています。そのほかには、後輩との距離を近づけるため、会話にプライベートな話題などを取り入れるようにしています。

チームを鼓舞する声掛けを心掛けてきた根本光太郎

一番大変だったことはチームがうまくいっていない時の雰囲気づくりだったと思います。僕はそのような時こそ、お互いの意思疎通が重要だと思うので、チームメートとより会話をするようにしました。主将として1年間チームをまとめてきたことで、プレーの面だけでなく日常的な面でいろいろなことに気配りができるようになりました。

練習の肝は走り込み

前後半60分の試合で走り続けられるために走り込みの練習に力を入れています。具体的には4㎏のメディシンボールを持って走ったり、3.5㎞先の神社まで走ったりしています。勉強との両立は、電車での移動の時間や、授業と授業の間の時間などの「スキマ時間」を有効活用することを心掛けていました。

学校での練習の様子

TEAM DATA

部員18人(1年生6人、2年生5人、3年生7人)。部訓はハンドボールを通じての人間力の向上。2019年、全国選抜大会ベスト16、インターハイベスト16、国民体育大会5位入賞。練習は週6日。