勉強のこと、部活のこと、人間関係のこと……。楽しい高校生活の中でも、不安や心配、焦りを感じる瞬間はたくさんありますよね。モヤモヤした気持ちをどう解消しているのか、高校生記者に聞いてみました。

不安な気持ちを打ち明ける

【1】信頼できる人に話す

とにかく人に話すことです。「この人なら受け止めてくれる」という人に、雑談の中で不安なことを話すと意外とスッキリします。(りとるしゃけ=3年)

不安や焦り、どう対処している?(写真はイメージ)

自分が相談できる人に相談することがモヤモヤ解消への一番の近道だと思います。例えば、勉強で不安や焦りがあるなら、自分が信頼している先生などに聞くのが良いのではないでしょうか。(コウヨウ=3年)

【2】焦りをモチベに変える

不安や焦りを、モチベーションへと変換します。仲間や友達に自分の気持ちを話すと、意外と相手も同じことを思っていたりします。すると焦りが頑張ろうというモチベーションに変わり、ポジティブに捉えることができるかも。(パンナコッタ=3年)

寝てスッキリする

【3】何もせず寝てしまう

なんだかモヤモヤする日は早めに寝てしまいます。睡眠をいつもより1時間でも長くとるだけで、翌日の気分はすっきりです。(ちゃぱ=1年)

とにかくたくさん睡眠をとり、頭をスッキリさせます。目が覚めたら「昨日気にしていたことはこんなに小さかったのか……!」と考えられるようになるかも。(あなご=3年)

10分だけでも寝てリセット(写真はイメージ) 

【4】10分仮眠する

不安や焦りを感じた時は10分程度寝ています。頭が負の感情に支配されて考えすぎたり、作業効率が悪くなったりするのを防ぐためです。意識的に落ち着くのは難しいので、寝ることで強制的にクールダウンしています。落ち着くと、自然と解決策が見つかるのでおすすめです。(れもん=1年)

現実逃避も一つの手

【5】何も考えない時間を作る

私は一度何も考えない時間を作って気持ちをリセットしています。音楽にひたすら集中したり、映画やアニメを見たり、何かに没入する時間でリフレッシュするのがおすすめです。

「現実逃避」と聞くと悪いことのように思えますが、一度不安や焦りから離れることで、冷静に、客観的に考えられるようになります。(桜いをり=3年)

【6】熱唱してスッキリ

お気に入りの応援歌や、自分が上手に歌える曲を熱唱します。また、家族や信頼できる友達に全て吐き出すことで、1人で抱え込まず不安を人と共有できて心がスッキリと軽くなります。運動が好きなら、思いっきり体を動かすのもおすすめ。(ふにちゃん=3年)

熱唱で気持ちをリフレッシュ(写真はイメージ) 

【7】動画や音楽でリフレッシュ

笑える動画や好きな曲をたくさん聴くようにしています。最初は涙が止まらなくてただ苦しいときもありますが、だんだん気持ちが落ち着いて「もう大丈夫」と思えるタイミングがきっと来ます。そこからゆっくり始めればいいと思います。いくら焦っても自分の限界以上の努力は続きません。頑張りすぎないことも大切です。(Aurora=2年)

落ち着いて気持ちを整える

【8】悩みを整理する

自分自身で「何に悩んでいるのか」「なぜそれが自分を悩ませているのか」「今後どうするべきなのか」を整理することが多いです。自分自身を客観視して考えることは今後にもつながることと前向きに考えています。(青=1年)

【9】コップ1杯の水を飲む

私は不安や焦りの気持ちが高まると、ずっとぐるぐる考えてしまう癖があります。もともと寝付きが悪く、夜にまったく寝られないこともしばしば。そんな時は、一度布団から出てゆっくりします。少しだけ明かりをつけてコップ1杯の水を飲むと、本当に落ち着くのでおすすめです。(はばねろ=3年)