東京都は、高校生に起業の知識や方法をプロから学ぶ講座を開催している。「起業に興味があるが、何から始めればよいかわからない」「意欲的な同年代の仲間とつながりたい」という人にも役立つ内容という。都内在住または在学の高校生を募集している。

起業家と交流する機会も

3年目を迎えた東京都の起業家養成プログラム「起業スタートダッシュ」の取り組みとして、9月からは先輩起業家から起業のやり方を学ぶ「育成講座」を日曜日に開催している。今後は「想いをカタチにする方法とは」(9月24日)、「起業家はいかにアイデアを発信するのか」(10月1日)、「起業家と交流しよう」(10月1日)といったテーマを予定している。一部を除き、対面参加30人、オンライン参加30人を募集している。

過去の講座に参加した高校生(「起業スタートダッシュ」事務局提供)

高校生の起業案をプロがサポート

東京都では、育成講座に続き、自ら考えたビジネスプランをプロのサポートを受けながら具体化する「養成講座」を来年1月から7月にかけて開く。応募締め切りは11月6日で、定員は10グループ程度。9月30日にオンライン説明会を開く。

東京都では高校時代に起業を学ぶことで「将来の可能性や選択肢が増え、新たな自分や仲間と出会い、成果を出す力が身につく」と意義を強調している。

プログラムの詳細と各講座の応募方法などは、公式サイトを参照。