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日本の高校生以上に外国に住む高校生はSDGs に対する関心度も高く、「世界を変えたい!よりよくしたい!」という思いが強いことを知った福本さん。受賞作品では、自分たち高校生もSDGsに興味関心をもち行動していくべきだということを表現しています。

2021年度 国際協力特別賞
福本 あめりさん 札幌聖心女子学院高等学校 2年

 

 

Q. エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。

私がこのエッセイコンテストに応募しようと思った理由は、2021年度のグローバルユース国連大使に1年間参加したこととJCI(日本青年会議所)が主催するSMILE by WATERに参加したことです。これらの貴重な経験を1人でも多くの人に伝えたいと思ったからです。

Q. エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?

私たちが住む日本では食事をする前や外出先から帰宅したら手洗いをすることは当たり前のことであり、物心ついた時から手洗いの習慣は身につき定着しています。しかし、現地に住むカンボジアの子供たちは遊んだ後も手洗いをすることが習慣化されていないことがとても衝撃的でした。また日本の高校生以上に外国に住む高校生はSDGs に対する関心度も高く、「世界を変えたい!よりよくしたい!」という思いが強いことを知り、私たち高校生もSDGsに興味関心をもち行動していくべきだということを表現しようと思いました。

Q. エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。

コロナ禍のために活動が制限されているために直接現地で活動することができなかったことやオンラインでお話を伺ったり私が直接現地で活動したことを文章として表現することが苦労した点です。

Q. 執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。

自分が活動してきたことを文章化したものが国際協力特別賞という賞として評価されてとても嬉しい気持ちでいっぱいです。また、表彰式の際に様々な国際関係の職種の方や受賞者の皆さんの意見を交流できたことがとても良い体験となりました。

 

Q. 次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。

私は海外で実際に活動したことはありませんが、オンラインやFacebookなどのSNSを有効活用して、世界中の学生との交流を深めることや実際に現地の声を聞くことが可能になり、実際に現地の人と関われるような行動を起こすことができました。みなさんもコロナ禍などで海外の行き来が制限されているかもしれませんがちょっとしたきっかけがテーマに繋がると思います。

Q. あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。

これまで海外の学生と英語でコミュニケーションをする機会が多くあり、海外の学生と交流を深める中で海外の国の文化や語学の楽しさに興味を持ちました。これからも世界に目を向けて色々なことを吸収していきたいと思います。