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このコンテストへの応募をしたころから、夢への道を歩く決意をしたという田岡さん。「建前を気にし、あと一歩の勇気が出せない大人の世代を牽引して、私達の世代が活動を活発化させることができたら」という1文にも、同じ世代とともに歩んでいくという強い気持ちを感じさせます。

2021年度 国際協力特別賞
田岡 和佳奈さん 湘南白百合学園中学・高等学校 3年

 

 

Q. エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。

学校の夏休みの宿題で出されたからです。

Q. エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?

遠慮してしまいがちな、ボランティア活動や募金などに対して、積極的に取り組んでいこう。そして、それを私達が大人になった世界でも実現していこう。ということです。

Q. エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。

幼い時の出来事であったため、こんなことやったなぁ。こんなとこでこんなことをして、こんなふうに思って、、というように、すごく抽象的な記憶しか残っていませんでした。そのため、なんの団体が主催していたかを調べ直したり、自分の曖昧な記憶を喚起させることが大変でした。

Q. 執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。

母がどういう気持ちで応募させてくれたのかを、今になって聞くことができたり、世界情勢に対する学習を通して得た知識を文章に表すことができました。その結果、受賞の有無を知る前の時点で、自分自身が満足のいく文章を書くことができたということは、良かったなと思います。

 

Q. 次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。

私も、このテーマが来た時は、抽象的すぎて何を書けばいいのか、何をテーマにしようか、考えても考えても分かりませんでした。しかし、今の時点で、自分はこれまでどうやって世界を知っただろう。どうやって関わってきただろう。何をしてきただろう。何を感じて、思って、生きてきただろう。ということを軸にして、考えていくと、新たな観点でテーマを考えることが出来るかなと思います。

Q. あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。

私は将来、人を助けることができる人、人の痛みが分かるひとになりたいと思っています。そして今、理想の人間となって生きていくために、勉強をし、学校へ行き、たくさんのことを学んでいます。なりたい職業を見つけてからは、勉強に対するモチベーションも変わって来ていて、ちょうどこのコンクールへ応募した時頃から、夢への道を歩く決意をしました。国内か国外かはまだ考えていませんが、人の役に立って生きていくこと。それが、夢を見つけた私の目標です。