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雑貨店で見かけた400円のチョコレートをきっかけに、「フェアトレード」「児童労働」という言葉に出合い、考えを深めていく様子が詳細に書かれたエッセイです。

2021年度 優秀賞
伊東 万葉さん 宮崎大学教育学部附属中学校 3年

 

 

Q. エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。

好きで選んでいたチョコレートが児童労働をなくすために作られているものだと知って、他の人にも知ってもらいたいと思ったから。

Q. エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?

私たちが購入しているものの向こう側には、見えていないけど誰かの人生が関わっていること。

Q. エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。

お店に行ってチョコレートの数を数えたりインタビューをしたことです。忙しそうなお店の人に話しかけるのには少し勇気がいりました。

Q. 執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。

自分の中で「何となく」理解していたことがはっきり見えてきてよかった。

 

Q. 次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。

私は海外での生活経験があるわけではありません。自分の毎日の生活の中で気になったことを突き詰めて感じたことを書きました。私たちの生活は見えないところでいろんな人と関わり、支えられていると思います。どんな人たちと繋がっていて、その人たちがどんな生活をしているのか想像したり、調べたりすると自分が一人では生きていけないことを考えられるし、間接的に、支えてくれたり、つながっているひとたちも幸せに生きていけるためにはどうしたらいいのか考えることは大事だと思うので、そのことを文章にしました。

Q. あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。

将来は医療に関わる仕事に就きたいです。日本の医療を途上国にそのまま持っていくことは無理だけど、そうでなくても助かるはずの命があると思っています。命に対する平等を守ることのできる仕事に就きたいです。