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開発途上国へ古着を送る活動を知り、調べることで、さらにさまざまなことを考えた吉瀬さん。それでも、「何もしないでただ自分は安全なところから、 何も出来ないとあきらめるのはもうやめよう」という決意が込められています。

2021年度 国際協力特別賞
吉瀬 茉城さん 学校法人創価学園 関西創価高等学校 2年

 

 

Q. エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。

学校で夏休みの課題としていくつか作文やエッセイのテーマが挙げられていましたが、普段考えている国際問題について、身近に感じることがあったので、それを文章にまとめてみたいと思いました。

Q. エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?

コロナ禍だからこそ気づけた事と、そこから繋がる国際問題に対しての自分の思いとこれからの決意、また、今の生活や社会を支えてくださっている多くの方々への感謝を伝えられたらと思いました。

Q. エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。

書きたいことや説明したいことが、とりとめもなく枝葉のようにたくさんあり、それを整理してすっきりさせることと、決められた文字数の中で自分の気持ちを簡潔にまとめることに苦労しました。

Q. 執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。

エッセイを書くにあたり、コロナ禍で感じたこと、出来事から、漠然とした国際問題への自分の考えを文章にすることで整理できてよかったです。またあらためて決意することも出来ました。

 

Q. 次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。

私はコロナ禍での身近なゴミや古着の話から、国際問題やSDGsへ思いを広げました。自分が経験した身近な出来事から、世界や国際問題につながることに気付けるように、普段から様々なことを知り、学び、深く考える努力は必要だと思いますが、何より感じる心が大切だなと思います。国際協力といっても、色々な考え方があり、立場によって見方も違って来ますが、何か一歩でも行動を起こして感じたことを、素直に文章に表現できれば素晴らしいエッセイになるのではないかと思います。

Q. あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。

将来は文化や教育を通して世界を笑顔に、よりよい社会に出来るような職業に就きたいと思っています。そのためにも今はしっかりと学び、成長していきたいです。