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開発途上国の現状や開発途上国と日本との関係について理解を深め、国際社会の中でとるべき行動について考える機会を設けることを目的とし、中学生・高校生を対象にJICAが実施しているエッセイコンテスト。2020年度テーマ「世界とつながる自分～私たちが考えること、できること～」において、高校生の部 審査員特別賞を受賞した關 祐紀乃さんの作品「同じ人間なのだから」を紹介します。

2020年度 高校生の部 審査員特別賞
關 祐紀乃さん　鹿児島県立鶴丸高等学校2年

Q.　エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか？　きっかけや経緯を教えてください。

高校でゴールデンウィークに作文の課題が出され、自分の経験や思いを多くの人に伝えられる良い機会だと思い応募を決めました。

Q.　エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか？

作文の題名にもあるように住む国、生まれた国は違えどみんな同じ人間であるということを1番表現したかったです。

Q.　エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。

自分の経験と思いをバランスよくうまく表現するのが難しかったです。事実ばかりを書いても思いが伝わらず苦戦しました。

Q.　執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。

今回、審査員特別賞をいただき、自分の思いをより多くの人に伝える機会に恵まれたことがよかったです。また自分自身も執筆を通して世界に対する理解を深められたことがよかったです。

Q.　次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。

国際協力と聞くと少し難しいことのような気がしますが、海外の経験がなくても誰かを想った行動が世界を変える力になると私は思います。小さなことでも誰かを想って行動した経験を正直な自分の思いとともに書けばすてきなエッセイになると思います。

Q.　あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。

私は将来、医師になりたいという夢があります。世界中の多くの人の命を救える医師になりたいです。自分で行動して世界を良い方向へと導く一翼を担いたいと思います。