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開発途上国の現状や開発途上国と日本との関係について理解を深め、国際社会の中でとるべき行動について考える機会を設けることを目的とし、中学生・高校生を対象にJICAが実施しているエッセイコンテスト。2020年度テーマ「世界とつながる自分~私たちが考えること、できること~」において、高校生の部 優秀賞を受賞した小内愛美さんの作品「貧困問題の解決にむけて―私にできること―」を紹介します。
2020年度 高校生の部 優秀賞
小内 愛美さん 群馬県立大泉高等学校2年
Q. エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。
高校2年夏休みの課題で自由作文で書きました。何を思ったのか自分の思い描く将来を書きたいと思い、書きました。
その作文を現代文の先生に提出後、先生から応募の声をかけられ、応募をしました。
Q. エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?
世界は貧困で溢れていることです。フィリピンのように貧富の差がとても激しい国も多くあります。先進国の日本もまた激しいと思います。
Q. エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。
現代文の先生にご指導いただき、めいっぱい自分の思いを書き連ねったことが苦労しました。
Q. 執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。
フィリピンで見た現実を周囲に伝わり、貧困について考えるきっかけになれた事です。
Q. 次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。
自分の人生の中でとても感銘を受けた事や考えさせられる事を振り返ってテーマに決めてみても良いのではないかと思います。
また書き方については、悩まずも精一杯自分自身の思いや気持ちを書き連ねれば良いと思います。エッセイですから。
Q. あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。
看護師として世界中の多くの貧しい方々に貢献したいのが夢です。
またフィリピンでは私の知る限り、少女が何者かにレイプされ、殺害されているという事件が多数起こっています。そのような悲惨な事件が起こらないよう将来その事についても活動したいと考えています。
また海外青年協力隊や国境なき医師団に入って国際協力に関わりたいです。