★JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストの募集要項はコチラ

開発途上国の現状や開発途上国と日本との関係について理解を深め、国際社会の中でとるべき行動について考える機会を設けることを目的とし、中学生・高校生を対象にJICAが実施しているエッセイコンテスト。2020年度テーマ「世界とつながる自分~私たちが考えること、できること~」において、中学生の部 審査員特別賞を受賞した安達夢乃さんの作品「海を渡るランドセル」を紹介します。

2020年度 中学生の部 審査員特別賞 
安達 夢乃さん さいたま市立原山中学校1年

 
 

Q. エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。

学校を卒業して使わなくなったランドセルをアフガニスタンに贈る活動を小学校5年生の時に本で知りました。まだ大きな活動はできなくても、ランドセルを贈ることはできます。この活動をたくさんの人に知ってほしい、という思いで応募しました。

Q. エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?

今、自分ができることを探して行動することが大切だということです。

Q. エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。

本の中に載っているアフガニスタンでの写真から読み取れる現状をどのように表現したほうが伝わりやすいか、ということです。

Q. 執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。

このエッセイの中で紹介させて頂いた小学校3年生の時の担任の先生が、私のエッセイを読んでくださったそうです。さらに、そのエッセイを今、受け持っているクラスに掲示してくれたそうです。ランドセルを贈る活動をこのような形をきっかけに知ってもらえるのは、とても嬉しいです。

Q. 次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。

自分の身近なことをテーマにしてみるといいと思います。

Q. あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。

救急救命士になりたいです。そして、その技術を青年海外協力隊の隊員となって伝えて、現地の人の役に立てるようになりたいです。

また、世界中の子どもたちが平等に教育を受けられるように手助けしたいとも思っています。