河合塾は、2022年度大学入学共通テストの志願者調査(共通テストリサーチ)にもとづき、国立難関10大学前期日程の志願者数の増減の推計をまとめた。

東京大(前年比105%)、京都大(同101%)、北海道大(101%)、東京工業大(102%)、一橋大(101%)で、出願を考える受験生が前年より増えている。一方、東北大(90%)、名古屋大(95)%)、大阪大(96%)、九州大(93%)、神戸大(94%)は出願予定者が減っている。ただし、各大学とも学部によって増減の傾向が大きく異なる。

国立難関10大学の志望動向(河合塾提供)

今年の共通テストは、前年より平均点が大幅に下がった。河合塾によると、共通テストの点数を二次試験で使わない大学や、比率が低い大学に志願が集まる傾向があるという。2013年にもセンター試験の平均点が前年より大きく下がったが、難関大学の志望者は極端には減らなかったという。

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