自宅で簡単にできるヨガを、ヨガインストラクターの福島麻衣さんに教えてもらった。

眠っている心身をスッキリ

自宅で簡単にできるヨガ。今回は「朝目覚めたときにやると良いポーズ」を紹介します。学校に行っても、朝はなかなか授業に集中できないという人に効果的です。

人は眠っている時間、リラックス時に働く副交感神経が優位になっており、起床後は活動時に働く交感神経に切り替わります。朝、ヨガを行うことでその切り替えがスムーズに行われ、心身の眠っている部分をスッキリと目覚めさせます。集中力が増し、勉強や部活の効率化が期待できる他、五感が敏感になって内臓が刺激され、ご飯がおいしく感じられます。

また、冬の寒い日は、目覚めてもすぐに布団から出られないという人が多いと思います。そんな朝にもベッドや布団の中でヨガを行うと、体が程よく温まり、気分良く起きることができます。 (構成・小野哲史)

太陽の呼吸のポーズ

効果

体を動かすことで活力を生み、元気良く1日をスタートできる。脳も刺激され、集中力や注意力がアップする

手順1

 

リラックスして真っすぐ立ち、両手を胸の前で合わせて合掌する

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手順2

 

息を吸いながら両手を左右から上に上げ、頭上で手のひらを合わせる。このとき顔を上げて目線は両手に

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手順3

 

息を吐きながら、両手を左右から下ろし、そのまま上体を前に倒す。両手を両足の横に着ける
※床が手に着かない人は膝を曲げてもOK。おなかと太ももをぴったり着け、太ももでお腹を押して息を吐くのを助ける

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手順4

息を吸いながら上体を少し起こす。このとき目線を前に向ける

 
 

動画でチェック

 

福島麻衣さん(ヨガインストラクター)

 

ふくしま・まい オンフルールヨガカレッジ銀座本校でヨガを教えている。全日本ヨガ協会所属。