気にせず使っていると、あっという間になくなってしまう「おこづかい」。高校生はどのようにやりくりしているのでしょうか。上手なお金の使い方を、高校生記者に聞きました。

飲み物代や遊ぶお金を節約

【1】水筒を持ち歩く

水筒を持ち歩いています。出先でペットボトルを買うよりも環境に優しく、出費も抑えられます。衛生面に気を付けながら、空のペットボトルに水を入れて再利用することもあります。スポーツ飲料のボトルは丈夫で、水を入れてもあまり違和感がないのでオススメです。計算してみたところ、1カ月あたり700円ほど節約できました。(ひかりん=3年)

水筒を持ち歩き節約

【2】お金のかからない場所で遊ぶ

普段は地元の友達と家や児童館などお金のかからないところで遊び、誕生日や進級のタイミングでお金を使って遊ぶようにしています。学校帰りに友達とご飯にいける回数が増え、地元の友達とも遊べて最高です! (りとるしゃけ=3年)

使う金額を決めておく

【3】その日に使う金額を決める

「今日は○円以内にする」と、使う金額を決めています。ほしいものがあるのにお金が足りないときは、母や父の手伝いをしておこづかいをもらっています。おこづかい帳をつけるのもオススメです。100均にもかわいくて通帳のようなおこづかい帳があります。おこづかいをやりくりするモチベが上がります。(みとたま=3年)

おこづかい帳をつけるのもオススメ

【4】財布にお金を入れすぎない

お金を無駄使いしないよう、財布にあまりお金を入れないようにしています。普段は、飲み物を自販機で買えるように120円くらい入れています。ほしいものを買うときは「この日に買う」と事前に決めて、その日に欲しいものの値段分だけ財布に入れています。そうすることでかなり貯金もできます。(Aurora=2年)

何にお金を使うのか決める

【5】使い道でおこづかいを分ける

おこづかいを「貯金」「自分のために使う」「人のために使う」「ビッグイベント」の4つに分けます。「人のために使う」とは誕生日プレゼントなど、「ビッグイベント」は友達との旅行など多くのお金を使うとき用です。(こしあん=1年)

お金の使い道を考えよう

【6】大きな目標に向けて貯金する

大きな目標に向けて貯金します。「大学生になったらフランスに行く」という目標に向けて貯金しています。具体的な貯金の目標を決めると、物を買うときに一度踏みとどまれます。目標への足しにするか、目の前にあるほしいものを買うかてんびんにかけて考えることで、無駄な出費を抑えられます。「これ買わなくてもよかったな」と後悔することが減りました。(んぽちゃむ=2年)

【7】ほしいものリストを作る

毎月のおこづかいは限られているので、ほしいものができたときは「ほしいものリスト」を作っています。口コミをチェックしたり、他の商品と比較したりして数日たつと「やっぱりいらないかな」と思うこともあるので、無駄遣い防止になります。ただ、あまり吟味し過ぎても買い物の楽しさが減ってしまうので、臨時収入が入ったときはちょっとした衝動買いをすることも。自分が楽しく続けられる範囲で節約することが大切です。(桜いをり=3年)