10代の私は白髪が多く、周囲から笑われる日々を過ごしていました。どうして白髪というだけでジロジロ見られ、指摘されるのだろう……。若白髪の悩みを誰かに相談し、よかったと感じたことを紹介します。(高校生記者・みとたま=3年)

白髪があることでからかわれ…

私は中学生の頃から白髪が多く目立っていました。中学生のときも高校生になってからも、「白髪ある〜。おばあちゃんみたい。おばあちゃんだ」と笑われたことがあります。

初めは「これも個性だし、体の特徴だから」と自分に言い聞かせ、笑って過ごしていました。しかし、白髪が多くなるにつれてそのような考えは薄くなっていきました。 

当時の私の白髪

先生に白髪染めを相談

高校は校則が厳しい方で、眉そりや髪染めなどは禁止されています。私は、白髪のことをなかなか先生に話すことができませんでした。高校2年生になったとき、思い切って先生に「白髪がとても目立っているので白髪染めをしたいです」と相談しました。すると、先生は承諾してくれました。

私は現在、白髪染めを認めてもらい、黒く染めています。急に真っ黒な髪に変わったので、初めは周囲の人から「髪の毛、黒くなったね」と毎回言われて嫌だなと思っていましたが、慣れてくると、自分の髪の毛に悩みを持つことはなくなりました。先生方や周りの人の理解もあり、白髪を気にせずに過ごせています。

悩みは一人で抱え込まないで

コンプレックスや体のことなどを自分一人で悩み続けてしまうこともあると思いますが、誰かに話すと、気持ちが軽くなったりいい考えなどを吸収できたりすることもあります。自分だけで考え込まず、勇気を出して誰かに相談してみてください。あなたのコンプレックスは自分だけのコンプレックスではないかもしれません。