大学受験では1点が合格を左右します。解き方は分かっているのに、ケアレスミス(うっかりミス)で得点を逃すことは避けたいですよね。今日からできる試験でのケアレスミス防止法を、高校生記者たちに聞いてみました。

【1】うろ覚え暗記をしない

英単語の中には、発音とスペルを同時に覚えづらいものもあります。発音は声に出して頭に入れ、スペルは書いて、しっかり見て覚えるようにしています。そうすることで少しミスが減りました。(みとたま=3年)

【2】ミスをふせんに書いて貼る

テスト範囲のワークを解いているときにしてしまったケアレスミスを、ふせんに書いてワークに貼っています。そのふせんを見てミスをしないように注意しながら繰り返しワークを解いたり、テスト前にふせんとワークの問題を見返したりすることで、ケアレスミスが格段に減りました。(こまめ=2年)

ケアレスミスはふせんにメモして

【3】計算は慎重に

ケアレスミスをしたくないので、計算は慎重にしています。スピード重視で感覚にまかせて計算するよりも、着実にミスがないように計算しています。(みとたま=3年)

【4】素早く解く習慣をつける

大問ごとの見直しの時間、問題を全て解き終えてからの見直しの時間、両方確保するためにも問題演習をして素早く解けるように練習することが大切です。(桜いをり=3年)

計算ミスはもったいない

【5】5分前は見直し時間に

テスト終了5分前は解けていない問題があっても必ず見直しに使うと決めています。「嫌いな人の答案だと思って見直すと、意地でも間違いを見つけてやろうと思える」というアドバイスをもらったので、余裕があるときは実践しています。(青=1年)

【6】最初から解き直す

問題を一通り解き終わったら、また最初から問題を解くようにしています。解き直しの解答は問題冊子に書き、解答用紙に書いた答えと見比べます。ミスに気付けるのでおすすめです。実際にこの方法でミスを減らせて助かっています。(茶豆=3年)

見直しの時間を必ず取ろう

【7】問題ごとに確認

問題を解くごとに軽く計算ミスやスペルミスをチェックすることをおすすめします。特に数学はしっかり検算をして、もったいないミスをなくせるようにしましょう。(あなご=3年)

【8】時間をおく

うっかりミスは頭が固くなっているときに発生します。なので、問題を解いてしばらくしてから見返すと見つけることができます。(まねろう=3年)