11月3日~5日、筑波大学附属駒場中学・高校(東京)の文化祭、「筑駒文化祭」が行われる。コロナ禍以降、4年ぶりに事前予約なしの通常開催となる。特徴や見どころを、文化祭実行委員長の伏見公楽(たから)さん(2年)に紹介してもらった。(椎木里咲)

2019年以来の通常開催

―今年の文化祭のテーマを教えてください。

今年のテーマは「結」です。今年は2019年以来、4年ぶりに事前予約なしの通常開催となります。コロナ禍が落ち着きつつある今、文化祭を通して心が繋がってほしい。コロナ禍でできなかったことを、以前よりもパワーアップした形でやろう、という意味が込められています。

文化祭実行委員長の伏見公楽さん(写真・椎木里咲)

―文化祭の特徴は?

生徒が中心となり運営していることが特徴です。今年は「事前予約なし」という開催形態も、生徒が中心になって決めました。混雑緩和のため、来場者の皆様には入場時刻に応じてリストバンドを配布して、3時間程度の時間制限をお願いする予定です。

「全力かける姿」を見に来て

―おすすめ企画や見どころを教えてください。

高3生の企画です。筑駒の文化祭は高3生全員がクラス関係なく7班に分かれて活動をします。漫才やコントを行う「コント班」は毎年爆笑をさらいます。

昨年の文化祭での食品班。数多くのメニューが並ぶ(写真・学校提供)

文化祭で唯一食品を扱える「喫茶班」と「食品班」もおすすめ。クレープやたこ焼き、豚汁などいろいろなメニューがあります。中でも名物は「つくこまぜそば」です! ひき肉やもやしなどの具材が乗っていて、やみつきの味がたまりません。満足感もたっぷりです。

―来場者にメッセージをお願いします。

文化祭はうちの生徒が一番力を入れている場所と言って間違いありません。4年間できなかったことが久しぶりにできるので、生徒みんなが喜んでいます。全力をかけている姿を、ぜひ見に来てください!

筑波大学附属高校 筑駒文化祭2023「結」概要

開催日時:11月3日(金・祝)~11月5日(日)9時30分〜16時30分

※11月4日(土)は9時30分〜16時00分

交通アクセス:京王井の頭線「駒場東大前駅」西口下車 徒歩7分、東急田園都市線「池尻大橋駅」北口下車 徒歩15分

HP:https://tsukukoma.bunkasai.info/

公式X(旧Twitter):https://x.com/tsukukomafes?s=20

前年度来場者数:9718名(2019年度 15953名)

事前予約:不要