とにかく忙しい高校生活。ムダに時間を使いたくないですよね。効率よく勉強するコツを高校生記者たちに聞いてみました。

スキマ時間を活用しよう

【1】スキマ時間で勉強

少しでも時間があれば単語帳を眺める。覚えようと構えすぎず、眺めるだけでも取り組むことが大切です。(りとるしゃけ=3年)

スキマ時間で暗記をカバー(写真はイメージ)

スキマ時間を勉強にあてるのがおすすめです。電車に乗っている時間や寝る直前、短い時間で英単語や歴史用語の暗記をコツコツ行ってみてください。ポイントはスキマ時間で暗記を全て終わらせることです。机に向かうときは、演習に集中できます。(あなご=3年)

時間を計って勉強しよう

【2】アプリで効率化

「Studyplus」というアプリを使っています。勉強時間をグラフにしたり、テストの成績を記録したり、同学年や志望校が同じ人の記録を見てやる気を出したりできます。つながりを持たず記録のみでも、仲間とフォローし合って仲良く勉強することもできます。(水素水=1年)

「Studyplus」で勉強時間の記録や、どの科目・教材にどれくらいの時間を使っているのかを管理しています。同じ志望校の人や友達・先輩・後輩の勉強時間を見ると、「自分も負けてはいられない!」とやる気が出るのでおすすめです。(青=1年)

時間を計って効率アップ(写真・パンナコッタ)

【3】タイマーで時間管理

学習用タイマーを使っています。ストップウオッチとしても、タイマーとしても使えます。音かランプか選べるため、外で勉強する時にも便利です。勉強アプリなどで記録して、時間をうまく管理できるとぐっと効率化できます。(パンナコッタ=3年)

【4】「5分だけ」始めてみる

「休みだから長時間勉強」と意気込むとダラダラしがち。「今日は5分だけ勉強しよう」と勉強を始めます。もっとできると感じたら5分ずつ時間を増やします。能動的に勉強でき、短時間で集中する力が鍛えられるので、勉強の質も上がります。(ふにちゃん=3年)

計画を立てよう

【5】科目ごとに勉強時間を決める

種類や科目ごとに勉強する時間を決めます。暗記は寝る前、数学は午前といった感じです。何をやるかに悩む時間を減らし、勉強を効率化できます。ざっくりと決めるだけでも中身のある学びの時間が増えます。(れもん=1年)

【6】やることリストを作る

やることリストを作って、優先順位をつけます。裏紙やスマホで「やることリスト」を作り、先にやること、早く始めないと間に合わないことから優先順位をつけていきます。タスクを見える化できるうえ、計画も立てやすくなります。(桜いをり=3年)

やることリストで勉強計画

【7】修正可能な計画を作る

計画を立てるときは長く続けられるようにします。その日に必ず取り組むことをしぼると焦らず取り組めます。突然予定が入ったり、体調を崩したりなど、全て計画通りにはならないと見込んでおくのが大事。私は1週間に1日程度予定を入れない日を作っています。(はばねろ=3年)

【8】勉強記録を紙に書く

計画を立ててとにかく勉強するしかないと思います。勉強アプリは記録がすぐに消えてしまうので、私はあまりおすすめしません。記録は紙に書き出すと効果があると思います。(コウヨウ=3年)

勉強の妨げをなくそう

【9】スマホから離れる

勉強の妨げになるのはとにかくスマホ。そばにあるだけで気が散り、勉強の効率もかなりダウンします。私はスマホを家に置いて図書館に行くなど、集中できる環境に自ら行っています。家でだらだら机の前に座るより「がっつり集中する」と決めて移動してしまうほうが効率的。(ちゃぱ=1年)

【10】書く作業を減らす

書く作業をとことん減らします。ノート、穴埋めなど、書く作業はある程度の字のきれいさが必要で、それが時間のかかる原因になります。ちゃんと覚えているか不安なら、雑に書ける勉強を増やすべきです。(Aurora=2年)