おおうち・さゆき 2002年1月5日生まれ、神奈川県出身。神奈川・明治中卒。ダンロップSC所属。162センチ、52キロ。

 

競泳の世界選手権(7月)代表選考会を兼ねた日本選手権が4月に愛知・日本ガイシアリーナで開かれた。高校生スイマーが活躍し、リオデジャネイロ五輪の出場者以外にも、新たに世界に挑戦する「期待の星」が誕生した。
(文・田坂友暁、写真・中村博之)

リレーの代表候補に

自由形の選手として、中学1年生で全国大会初優勝を果たして以降、一気に日本のトップクラスまで駆け上がってきた大内紗雪(神奈川・日大藤沢1年)。昨年は中学生ながら初のシニア日本代表に選出され、アジア選手権、世界選手権(25メートル)にも出場した。

今大会では、50メートル自由形で2位(25秒41)、100メートル自由形で4位(55秒33)に入った。100メートルの記録が、世界選手権の400メートルリレーの選考基準をクリアし、代表候補として6月の最終選考会に出場する。

高校新記録狙う

身長162センチ。自由形短距離の選手としては小柄だが、テンポの良い泳ぎと、バネのある瞬発力が武器。50メートルで表彰台に上った際に見せた笑顔には、まだあどけなさが残る。しかし、水泳のことになると真剣なまなざしで「後半バテてしまうことが多いので、粘れるような練習をしていきたい」と、しっかりとした口調で目標を話す。「高校3年間で、50メートルも100メートルも高校新記録を狙いたい」