練習中、選手たちのタイムを測定し記録する三木めぐみ

率先して選手と交流

心掛けているのは、選手の話を聞いて息抜きやモチベーションアップの助けをすることです。「いじられキャラになってもいいから話しやすい環境を」という先輩からのアドバイスを参考に、部活の前後に自分が率先していろんな人に話し掛けて、雰囲気づくりをしているつもりです。

今でもやり方は模索中ですが、だんだん選手たちが悩んでいることが分かってくるようになってきました。3年生が引退した直後は、部長をはじめとする幹部たちが責任の大きさを重圧に感じていたようです。話をする中で、その悩みを聞いてあげられたことはよかったなと思っています。

もともと話すことは苦手ではなかったので「自分ならできる」と思っていました。だけど、水泳は個人競技なので悩みは人それぞれだし、話すのが好きな人もいれば無口な人もいる。大変でしたが、いろんなタイプの人と深くコミュニケーションが取れるようになって、自分自身すごく成長したなと感じます。

今後の目標は、泳ぎに関するアドバイスができるようになること。プロスイマーの泳ぎをよく見て勉強したいです。 (構成・青木美帆)

【TEAM DATA】 選手22人(2年生12人、1年生1 0人)、マネジャー6人(2年生3人、1年生3人)。活動日は週5日。10月のプールじまい後は筋力トレーニングが中心。今年のテーマは「物事の本質を考える」。