5教科ほど時間はかけられないけど、テストで取りこぼすわけにはいかない。そもそもどう勉強すれば良いの? ちょっと悩む「副教科」の勉強法を高校生記者たちに聞いてみました。

授業中に覚えてしまおう

【1】授業中に覚えきる気持ちで

日頃の授業を大切に、時間内に全て覚える気持ちで、集中して授業を受けることが一番のテスト対策になります。授業中に青や緑の蛍光ペンで教科書やプリントに線を引いたり、オレンジのペンでメモを書いたりして、赤シートで隠せばすぐに暗記ができるようにするのもポイント。テスト前にまとめノートを作る必要がなくなり、効率的に勉強を進められます。(桜いをり=3年)

授業時間を有効に活用しよう

【2】楽しむことを意識

副教科は、寝る前などに集中して覚えます。重要な教科に勉強時間を当てるため、授業中に覚えちゃうことも一つの方法です。先生の声で覚えられるので、しっかり授業を聞いておくことが大切です。副教科は熱を入れすぎず、楽しんで覚えます。人形に教えたり、自分で簡単な授業をしたりして、「覚える」というより「身につける」を意識しています。(ラパン=3年)

暗記の仕方に工夫を 

【3】声に出して定着

教科書を何度も音読してみてください。副教科は聞き慣れない用語が多く、黙読しただけではなかなか覚えられないこともあります。その用語を何回も声に出して読むことが大切です。より記憶が定着します。時間を決めて毎日コツコツ音読すれば、テストで高得点も夢じゃありません。(あなご=3年)

読んだり書いたり、テストの内容をアウトプット 

【4】紙にざっくりまとめる

紙にテスト範囲の内容をざっくりまとめます。きれいに書くのではなく、アウトプットする意識で取り組みます。教科書を丸写しせず、チラチラと見ながら内容を自分の言葉でざっくりと書きます。(水素水=1年)

【5】プリントを解きながら覚える

最低限の時間で最大の効果を得られるよう、効率は意識しています。教科書を眺めているだけでは身に付かないので、教科書準拠プリントなどを実際に解きながら覚えるようにしています。(さるすべり=3年)

【6】求められていることを把握

副教科は主要教科とは異なる能力が要求される場合が多いです。まずは、その教科で求められていることをはっきりと理解します。ある程度勉強の筋道を立て、後はそれに沿って勉強するのみです。(コウヨウ=3年)