私は数学の偏差値を17上げた経験があります。授業の受け方や家庭学習の取り組み方を工夫すれば、成績が上がること間違いなしです。実際に行った勉強法をまとめました。(高校生記者・コウヨウ=3年)

【1】板書以外もメモ

まず、授業の受け方についてです。ポイントを整理してまとめると、内容を理解しやすくなります。先生が言葉で説明しただけで板書していないところも、重要だと思ったらノートに書き足します。

リュックに入っているテキスト、ノート、ファイル

【2】先生に積極的に質問

先生に質問しに行くのをためらう人もいるかもしれませんが、最も効率がいいのはどんどん質問することなんです。疑問を解消できるうえ、自分が分からないところだけを集中的に勉強できます。

【3】家庭学習は演習重視

次は家庭学習の仕方についてです。まず、とにかく演習量を増やして経験値を積むことが大切です。将来的に、演習量が受験の合否を分けると言っても過言ではないと思います。

【4】テスト返却後はしっかり見直し

テスト返却後、見直しをします。点数を見て満足するのではなく、テストで分からなかったところのみを集中的に勉強できる絶好の機会で、効率的です。

ちなみに個人的には、模試を受け過ぎるのもあまり良くないと思っています。受け過ぎると復習に必要な時間も比例して長くなり、他の勉強に割く時間が少なくなるからです

【5】間違い直しノートを作る

間違い直しノートを作ることも良いでしょう。その時に「分かる」と「できる」の違いを明確にすることが重要だと思います。分からなかった問題を、答えを見て理解できても、それをもう一度自力で解くことは意外にできません。

数学の間違い直しノート

【6】結果に一喜一憂しない

最後に、テストの結果にあまり一喜一憂しないことも重要だと思います。いい結果が出た時に油断をしないことはもちろん、悪い結果が出た時でも、落ち込んで勉強する時間がなくならないようにメンタルを保つことが大切です。