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小宮さんの作品は、『どんな人も自由に夢を描くことができ、その夢を環境によって諦めることのない世界』を作りたい、という思いから起こした行動を振り返り、自らの考えや夢が素直に綴られています。

2021年度 優秀賞
小宮 雪鹿さん 開智高等学校 1年

 

 

Q. エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。

学校の先生が色々なコンテストや外部のイベントをたくさん掲示してくださっていて、そこで見つけました。夏に留学予定があったので、留学するからには是非自分の体験を他の人にも共有したいという思いから、応募を決めました。

Q. エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?

自分が経験してきたこと、見たこと、思ったこと、考えたことを正直にそのまま書くことです。帰国直後の私の気持ちを書きました。

Q. エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。

夏休みの留学帰国後からエッセイの締め切りまでの期間が少なかったので、その期間で書き上げることに苦労しました。

 

Q. 執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。

自分の中の気持ちや考えが整理されたことです。色々なことを経験し、感じて、考えて、としてきましたが、その中で自分自身の気持ちに向き合う時間はエッセイを書くまでほとんど作ってこなかったのだな、と気がつきました。

常に外にアンテナを張って、新しいことにチャレンジしてみよう! もっといろんな知識や情報を増やそう!という風に過ごしてきましたが、エッセイを書くことによって、自分が今目標としていることは何であるのか、これからどのように自分の志実現のために動いていきたいのか、など自分自身と向き合うきっかけになりました。

また、賞をいただけたことで、私のエッセイをこうしてネット上で誰かに見てもらうことができ、私の経験を、直接は会えないような方々とも共有できることがとても嬉しく思います。

Q. 次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。

何か新しいことにひとつ踏み出してみることです。

私の場合はそれが留学でした。今まで当たり前と思っていたことがそうではなかった瞬間に何度も出会いました。その中での気持ちを大切にし、エッセイを書きました。

新しいことへのチャレンジで大事なことは事の大きさではないと思います。

大きなことでも小さなことでもいつもとは違う場所に自分自身を置くことで、違った考えや新しい視点が生まれると思います。

その時に、自分が実際に感じたことや考えたことを大事にして書くと良いと思います。

 

Q. あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。

私の夢は“誰もが夢を描ける世界を作る”ことです。

そのために、実際に現地に足を運んで人と関わることを大切に行動し、それぞれの文化や価値観を理解し活躍する人になりたいです。

将来は国際機関で開発援助に関わり、皆が自由に夢を描ける環境作りに尽力していきたいと考えています。