審査委員 講評

【全体 総評】 國學院大學文学部教授  小川直之
 
 新型コロナウイルス感染拡大のなかで
 平成17 年度(2005)から開始した「地域の伝承文化に学ぶ」コンテストは、令和2 年度
 (2020)で第16 回目を迎えました。初年度の応募作品数は133 件で、その後、このコンテス
 トが次第に知られるようになり、昨年度の第15 回は609 件でした。しかし、今年度は年始
 めの1 月下旬から新型コロナウイルスの感染が世界中に広まり始め、3 月には国内のすべて
 の小中高校に休校措置をとることが要請され、4 月7 日には政府から新型コロナウイルス感
 染症緊急事態宣言が発せられ、1 回の期間延期を含めて5 月25 日まで緊急事態が続きまし
 た。新型コロナウイルスへの感染はこれで終息したわけではなく、大学も含めて各学校では
 感染防止のための措置がとられ、生徒・教員とも例年とは異なる特別な対策の中での学習で、
 さまざまな戸惑いや不安があったと思います。
 第16 回「地域の伝承文化に学ぶ」コンテストは、こうした状況下においても例年通りの
 実施を決め、応募期間を7 月1 日(水)から9 月10 日(木)(必着)と定めました。対象
 が地域の伝承文化であり、その研究法は実地調査を重視するので、応募作品の制作には何ら
 かの制限が予測されましたが、地域での「学び」とコンテストを中断した場合には、その再
 開は困難になるという判断でした。応募作品数の減少は当初から予測されましたが、合計で
 266 件の応募があり、新たに応募してくれる高等学校もありました。
 
【審査基準と研究の手順】 今後の活動にお役立ていただけます
 
 
 ▼総評と審査基準につきましてはYouTubeでご視聴いただけます 
 
    ■総評はこちらから
 
    ■審査基準と研究の手順はこちらから
 

 

【地域文化研究部門 講評】
    國學院大學 文学部 教授  大石 泰夫 pdf
 

 

【地域民話研究部門 講評】 
    國學院大學 文学部 教授  花部 英雄 pdf
 

 

【学校活動部門 講評】
    國學院大學 文学部 教授  高橋 大助 pdf
 
    國學院大學 文学部 准教授 飯倉義之
           *飯倉准教授の講評はYouTubeでご視聴いただけます
 

 

ご応募をいただき誠にありがとうございました。             本コンテストは来年も実施予定です。詳細は2021年4月以降に発表いたします。