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2018年度審査員特別賞 荒川朱暖さん(立命館守山高等学校3年)

 

Q. エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。

私は、高校の海外研修の一環として、1年時にベトナムを訪れました。研修では、観光や現地の高校生との交流など様々なことを行いました。その中でも、孤児院への訪問が最も印象に残っています。なぜなら、事前学習として孤児院へ寄付するための募金活動を約半年間行い、幸せについて考えさせられたからです。そして、この考えを多くの人に伝えたいと思い応募しました。

Q. エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?

幸せは一方的では得ることはできず、対等な相互関係があって初めて生まれるものであるということです。寄付活動は一方的に捉えがちですが、実際は相互に影響を与えています。

Q. エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。

初めは、自分の思いをどのように表現すれば良いのか分からず悩みました。そこで、経験や学んだことを書き出しました。書き出すことによって、自分の考えや思いが見えてきました。すると、執筆が思うように進みました。

Q. 執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。

活動を行っただけで終わらず、その活動を振り返り、今後どのように繋げていくかを明確にできたことです。

Q. 次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。

どうしても初めから綺麗で完璧だと思われるような文章を書こうと思ってしまいがちになりますが、それでは、自分が1番伝えたいことが伝わらず、自分らしさも失われてしまうと思うので、素直に思っていることを書き出して文章にしていけばいいと思います。

Q. あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。

対等な相互関係の大切さに気づき、それは個人間だけでなく国家間での関係でも必要であると考えるため、今後、個人・国家間の関係が発展できるような方法を考えたいです。