大学入試にも活用!? コンテストのすすめ

 

現在の1年生が受験する2021年度大学入試は、センター試験が無くなり、新たに大学入学共通テストが始まるなど、大学入試改革元年の年。それに向けて大学はこれまでの「知識を問う入試」から「思考力や判断力、表現力、主体性などを問う入試」へと徐々に変わりつつある。今回お話を聞いた笹森さんが受験したのも、「東大初」の推薦入試だった。

受賞しなくても、応募実績で評価されることも・・
 

このように、テスト(一般入試)ではなく、「高校時代までにどのような活動をしていたのかを問われる」傾向の強い推薦入試やAO入試は、国公立大、私立大を問わず拡大している。同時に、高校・大学それぞれで広がりを見せているのが電子ポートフォリオだ。これは、部活や生徒会、課外活動やボランティアなど、高校3年生までにどのような活動をしてきたのかを記録する事ができ、大学はその実績をもとに評価するという仕組みだ。

そうした中で、これまで以上に、高校生が参加できるコンテストやコンクールに注目が集まっている。コンテストは決して入賞するだけがすべてではない。学校の勉強以外で自分が興味あるものに取り組む、挑戦することが大切だといえる。広い視野をもち、自分にとって「これだ」と思えるコンテストに、ぜひチャレンジして欲しい。