偶然プロジェクトに参加できた
そもそも僕がこのプロジェクトに参加したきっかけは偶然でした。
2年生の時に2号機KASHIWAの成果報告会があったのですが、その日に僕はたまたま数学の授業があって、先生が「そういえば今日こういう成果報告会があるんだよ」と教えてくれたんですよ。もともと高度技術者育成プログラムのことは知っていたんですが、募集が終わってしまったと思っていました。それで、成果報告会に参加したその日にお願いをして、メンバーとして入らせてもらうことができたんです。
その日の授業で成果報告会のことを聞かなかったら、たぶん僕は入っていなかったです。自分にとっては、奇跡だと思っています。
もともと昔から星がすごく好きで、高校時代は親にカメラを借りて、夜空の写真を撮ったり。今朝も、ちょうど月を撮りに行ってたんですよ。漠然と宇宙へのあこがれは持っていました。
将来の夢も、天文や観測、衛星の運用とか、そういった仕事を目指しています。

高校生に伝えたいこと
大学は自分のために使える時間が多いので、なんでもやりたいことに挑戦してみることをお勧めします。大きなことを成し遂げるチャンスであり、人生の大きな分岐点になります。僕はこのプロジェクトに参加し、活動を通してそれを実感しました。今の時代、検索したらあらゆる情報が出てくるので、高校生のうちからやりたいことをなんとなく探しておいて、ワクワクしながら大学生活を想像できると楽しいのではないかと思います。
提供:千葉工業大学