偶然プロジェクトに参加できた

そもそも僕がこのプロジェクトに参加したきっかけは偶然でした。

2年生の9月頃に2号機KASHIWAの成果報告会があったのですが、その日に僕はたまたま数学の授業があって、先生が「そういえば今日こういう成果報告会があるんだよ」と教えてくれたんですよ。もともと高度技術者育成プログラムのことは知っていたんですが、募集が終わってしまったと思っていました。それで、成果報告会に参加したその日にお願いをして、メンバーとして入らせてもらうことができたんです。

その日の授業で成果報告会のことを聞かなかったら、たぶん僕は入っていなかったです。自分にとっては、奇跡だと思っています。

もともと昔から星がすごく好きで、高校時代は天文部に入っていました。親にカメラを買ってもらい、夜空の写真を撮ったり。今朝も、ちょうど新月を撮りに行ってたんですよ。それぐらい宇宙へのあこがれは持っていました。このプロジェクトのミッションで、宇宙からの写真が撮れたら一番うれしいですね。

将来の夢も、天文や観測、衛星の運用とか、そういった仕事を目指しています。

 

高校生に伝えたいこと

高校生に伝えたいことは、少しでもやりたいと思っていることがあるのならば、まずは調べてみて、夢に近づけるようにもっていくことが大切だと思います。僕はこのプロジェクトに参加して、ここまでの活動を通してそれを実感しました。どうしたらやりたいことにつながっていくかということは調べたら出てくるので、高校生のうちからやりたいことをなんとなく探しておくと良いと思います。

 

提供:千葉工業大学