★JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストの募集要項はコチラ

開発途上国の現状や、開発途上国と日本との関係について理解を深め、国際社会の中でとるべき行動について考える機会を設けることを目的とし、中学生・高校生を対象にJICAが実施しているエッセイコンテスト。2023年度のテーマは「地球に生きる私たち〜未来へつなげるために〜」でした。これから応募にチャレンジする中高生をはじめ、国際協力に関心のある中高生もぜひ”受賞者の声“に耳を傾けてみてください。

2023年度 国際協力特別賞
野田 彩乃さん 京都市立中京中学校  2年

 

 

 

Q. エッセイコンテストに応募されたのはなぜですか? きっかけや経緯を教えてください。

夏休みの課題の1つで、転校生との3ヶ月を自分なりに表現できる良い機会だと思い、書くことにしました。

Q. エッセイで一番表現したかったのはどんなことですか?

「向き合い方」で変わるということです。一人一人の人間として見ることが人種などの偏見をなくすことにつながり、そこからよりよい関係、よりよい社会を築いていくことができます。その一歩として「理解しようとしているのか」を自分の中で問いかけてみてほしいと思います。

Q. エッセイ執筆の過程で苦労したことや、工夫したことがあれば教えてください。

苦労したことはありません。自分がどのような3ヶ月を過ごしたのか、どんな気持ちだったのかを上手に書こうなど思わずに書きました。ただ伝えたいこと、思っていることを書いただけです。

Q. 執筆してよかったと思うことがあれば、教えてください。

文にすることで自分の考えを整理することができました。また、座談会やワークショップなどで同じ中学生とは思えないような考えをたくさん聞けて楽しい時間を過ごすことができました。

 

Q. 次回のコンテストの応募を考えている生徒に向けて、テーマの決め方や、文章の書き方のアドバイスをお願いします。

自分の経験をテーマにすると書きやすいです。そして、そこで気づいたこと、思ったことを素直にそのまま書くことが1番大切だと思います。また、経験前後の部分のつながりを意識するとまとまりのある文章になるはずです。

Q. あなたのこれからの目標や夢があれば教えてください。国際協力に何らかの形でかかわりたいと思っているようでしたら、そのかかわり方も教えてください。

他国の文化や言語などの知識を増やして、広く、多角的な視点で物事を考え、受け入れられる人になりたいです。今回の経験を心にとめながら、勉強に励みたいと思います。