「今日こそ集中して勉強するぞ!」そう思って勉強し始めたのに、いつの間にか他のことに気を取られて……。集中が続かずお悩みのあなたにおすすめの「勉強中の誘惑に勝つ方法」を、高校生記者が紹介します。

誘惑の代表格「スマホ」対策

勉強中、スマホで気になったことを調べていたはずが、いつの間にかSNSや動画を見ちゃってた……なんてことは「あるある」ですよね。つい気を取られてしまいがちなスマホ対策を紹介します。

つい手がスマホに伸びてしまい……

【1】「使い過ぎ」を可視化

スマホの「スクリーンタイム」機能をオンにして、すぐに見れるようにしています。何時間スマホを使っているかグラフ化されるので、「利用し過ぎ」にすぐに気づけます。勉強を始める際に、スマホを目につかないところに置くのも大切。時には場所を変えて、図書館やカフェなど集中できる環境に身を置くこともおすすめです。(かな=2年)

【2】電源OFFにしちゃう

通知が来たり、そばにあったりするだけで気になってしまうスマホ。まずは電源を切って、少し離れたところに置いておくのがオススメです。(うどん=1年)

【3】勉強中動画みてやる気だす

やる気が出ないときは、投稿者の勉強姿を見て一緒に勉強する気分になれる「STUDY WITH ME!」の動画や、集中できるBGMを流しています。広告なしの動画がオススメ! 長い動画なら終わるまでスマホを触れなくなるので、集中して勉強ができます。LINEなどの通知も、勉強をしている間は切っておくといいです。(桜いをり=2年)

【4】作業用BGMを流す

勉強中かけるのに適した音楽を流してくれる動画もあり、横に置き流しておくと勉強する気力も湧いてきます。(うどん=1年)

【5】音楽プレーヤーとして使わない

ついいじってしまうスマホではなく、音楽プレーヤーで、非常に小さい音量で音楽を流します。勉強を始めてすぐは音楽に意識が向きますが、問題を解き始めると、邪魔にならず集中できます。(わっちょ=1年)

勉強への動機付けをする

集中力を発揮するため、勉強へのモチベーションを上げる方法を紹介します。

何のために頑張るのか」を意識してみよう

【6】ToDoリストを活用

「しないといけないこと」をメモ帳に書いてみるのがいいと思います。さらに、それぞれの項目にどのくらい時間がかかるかを書くと、終わりが見えてやる気も起きます。(うどん=1年)

【7】勉強時間を友達と共有

あらかじめ決めておいた開始時間に電話をかけ、取り組む内容を伝え合います。終わりには「どれだけできたか」をお互いに報告。「友達も頑張っている」と思うと頑張れます。(ごぱん=2年)

【8】ノートの端に夢や目標を書く

勉強する目的がわからず「なんでこんなことしているんだろう」と思ったときに行っています。例えば、「学校の先生になりたい→教育学部に行きたい→この勉強は必要」など簡単に書いて、自分を奮い立たせます。(うどん=1年)

【9】家と外で気持ちを切り替える

勉強は外でして、家では趣味のドラマ鑑賞などをしています。外なら人の目やWi-Fi環境などを気にしてあまり携帯をいじらないし、放課後学校に残って勉強することで「勉強している自分」を実感できます。「家で休む分、今しっかり勉強しよう」という気持ちにもなるので、集中できます。(めておーら=3年)

「ちょっとだけ」誘惑に負けてみる

どうしても気になってしまうくらいなら、先に少し誘惑に負けてしまうのも一案です。

自分なりのバランスを大切に(写真はイメージ)

【10】テレビつけながら勉強始める

いつも誘惑に負けてしまうので、とりあえずテレビをつけたり音楽を流したりしながら勉強を始めます。ある程度勉強に集中してくるとテレビや音楽が邪魔になるので、そこでそれらの電源を切ります。とにかく、「勉強をいったん始めてみる」ということを意識してます。(もりよ=2年)

【11】少し眠る

眠気と闘っている時には少し寝るのが効果的。ですが、ぐっすり寝こんでしまわないように、深く眠ってしまいそうな時は避けたり、目覚ましをたくさんかけたりする必要もあります。(うどん=1年)

【12】散歩に行く

どうしても勉強する気にならないときは、思い切って散歩に出たり一度勉強から離れてみたりすると、自然と気持ちがリセットされます。(桜いをり=2年)