私は中学1年生から4年間、毎日自分でお弁当作りをしています。作る過程で身についた力や気づきを紹介します。(高校生記者・ミイ=1年)

スーパーで食材選び、栄養バランスに注意

私は父子家庭で育っています。入学した中高一貫校に給食がなかったため、自分でお弁当を作ることを父と約束し、ずっと続けています。

お弁当は栄養バランスや彩りが大切。週2回、スーパーに買い物へ。お弁当はどうしても栄養バランスが偏りがちになり、全体的に茶色くなりがち。そのため、夏はナスやトウモロコシ、秋はさつまいもやキノコ類など、栄養価の高い「旬の食材」を買ったり、ミニトマトなど彩りのよい食材を選んだりします。

自分の好きな食材ばかりを買わないなどを意識しています。商品選びの際、よく考えて買い物をするようになりました。

色合いが少し茶色くなってしまったお弁当…

規則正しい生活習慣が身についた

弁当作りには平均20分ほど時間がかかるため、朝早く起きなければなりません。朝5時半に起床するライフスタイルに変わりました。お弁当を自分で作り始めた頃は、早く起きることがつらくて仕方なかったのですが、だんだんと慣れて、つらくなくなりました。

早起きをするためには早く寝る必要があるので、夜11ごろには就寝。規則正しい生活を送れるようになり、以前より体調を崩すことも減りました。お弁当を作らない休日でも、就寝時間と起床時間を変えないように心がけています。

彩りも栄養バランスも良いお弁当になった!

食事作りの大変さやありがたさに気づいた

自分でお弁当作りを作り始めてから、父、祖母にしっかりと感謝を伝えるようになりました。父や祖母が毎日ご飯を作ってくれることが、とてもありがたいことに気が付いたからです。そのため、日頃から「ご飯を作ってくれてありがとう」と感謝を伝えるようになりました。

お弁当を作るのは楽しいですが、大変なことも多いです。もし、お弁当を作ってくれている人が身近にいたら、ぜひ感謝を伝えるようにしてください。