今年は新型コロナウイルスの影響で家にて過ごす時間が多く、テレビやインターネット配信を見ることも多かったのではないでしょうか。高校生新聞では、読者の中高生に今年身近で流行した「テレビ・ネット配信番組」を1つあげてもらうアンケートを実施し、234人が回答してくれました。ベスト5を紹介します。(越沢琴奈)

1位 Nizi Project 24人

1位は今年12月、デビューを果たしたNiziUを生んだプロジェクトを追ったリアリティショー、「Nizi Project」です。

「Nizi Projectに出演している女の子たちがライバルとして切磋琢磨しながらもみんなで仲良く協力している様子が、コロナ禍の人たちに元気をくれたり心を癒やしたりしてくれたから」(中学2年・わさお)

「参加者たちが、ライバルながらもみんなで支え合いながら、切磋琢磨する姿に勇気を貰えた!」(高校2年・ココア)

……というように新型コロナウイルスの影響による自粛期間における励みになり、人気を博しました。

 

 

2位 恋はつづくよどこまでも 23人

2位は「魔王」があだ名のドS医師と一途な看護師のラブコメ、「恋はつづくよどこまでも」です。

「一言でいうとすごく良かった。毎回感動しました。佐藤健さんと上白石萌音さんの演技がすごかったです。最終回までキュンキュンしました。後日学校でもその話題が出るほどでした」(中学1年・みどりンゴ)

「放送日の次の日はクラスのみんなで話題にして盛り上がっていました」(高校2年・すーすー)……と、クラス中がその胸キュンストーリーに魅了されていたようです。

3位 今日、好きになりました。 16人

3位はABEMATVにて配信された現役高校生の恋愛リアリティショー、「今日、好きになりました。」です。

「自分たちと同じ高校生が2泊3日で恋をするロマンチックさもあり、青春と憧れがあるから」(高校3年・のん)

「リアリティ番組だから面白い」(中学1年・みさきち)「そこに出ている人の恋バナで盛り上がったから」(中学1年・ユンホ)と、自分と同世代のリアルな恋愛が話題になりました。

 

4位 この恋あたためますか 7人

4位はコンビニのアルバイトと本社の社長が「一番売れる」スイーツ開発を通して惹かれあうラブストーリー、「この恋あたためますか」です。

「セブンでコラボ商品も作られて、なかなか売り切れてない店舗が見つからないので!」(高校2年・asu)

「中村倫也さんの人気とおいしそうなスイーツ」(高校3年・雨ねこ)

…と、ストーリーや出演者はもちろんのこと、劇中に登場するスイーツにも注目が集まりました。

 

5位 私たちはどうかしている 6人

5位は2つあります。

1つ目は、ドラマ15年ぶりに再会を果たした訳アリの幼なじみが老舗和菓子屋で繰り広げるラブ・ミステリー、「私たちはどうかしている」です。

「横浜流星さんと浜辺美波さんという若手俳優のおふたりを筆頭に、実力派と謳われている俳優さんが出演していたことと、華やかな和菓子の世界の裏でドロドロの愛憎劇が繰り広げられていることの世界観のギャップ、謎が多く次回が待ち切れなくなるミステリーの要素も含まれていた」(高校1年・potato)

 

5位 半沢直樹 6人

5位、2つ目は「やられたらやり返す、倍返しだ!」のセリフで有名な「半沢直樹」です。

「シーズン2が始まり、最高視聴率は30%を超えるなど今のドラマの視聴率の平均からしてみれば凄い反響だったと思います。また、歌舞伎役者さんの迫真の演技(顔芸)は本当にドラマの世界観に引き込まれるほど素晴らしかったと思います。」(高校3年・ちーちゃん)

…というようにシーズン1に引き続き登場した名台詞や演技の面白さが人気の秘密のようです。

 

続いて、5位以内には入らなかったものの人気のあったドラマやリアリティショーを読者のコメントとともにご紹介します。

MIU404

「お話がとても良かった。アンナチュラルというドラマを作った人たちが作った作品だったからなおさら話題になり、主題歌の「感電」もとても合っていて人気が出た」(高校2年・ももひと)

「作中登場したメロンパン号に似たような車を見つけたときにとっても盛り上がった」(高校1年・はまこ)

 

韓国発のドラマやリアリティショーもインターネット配信を通して人気になりました。

愛の不時着

「心が本当に温まる、俳優陣が普通にきれいだしカッコいい。韓国ファッションの流行、自宅にいる時間が長かったから流行ったと思います」(高校3年・抹茶のJ)

「Netflixで手軽に見られる」(高校2年・はる)

 

IーLAND

「ABEMAで配信されていた韓国のアイドルのオーディション番組で、日本、韓国だけでなく、世界各国の人々がI-LANDを応援していました! そしてENHYPEN(エンハイフン)として11月30日にデビューしたばかりで、日本の音楽番組にも出演し、これからの活躍がとても楽しみです!」(高校2年・たにお)

「みんな韓国の練習生で、最初から全員のレベルが高かったから。また、年齢も若く、近い年の人や年下の人が一生懸命頑張っている姿をみて、自分は何してるんやろ、となったから」(高校2年・Ama)

 

3位にランクインした「今日、好きになりました。」のような恋愛リアリティショーもよくみられていたようです。

オオカミくんには騙されない

「皆がいい人すぎて相手の気持ちを考えて行動していたから見ていて楽しかった」(高校3年・ようん)

「モデルさんや、俳優さんなど有名な人のリアルな様子が見られるから」(高校1年・ちょ)

 

月とオオカミちゃんには騙されない

「自粛期間があったため人気になったと思います」(高校1年・前田はる)

 

恋する週末ホームステイ

「普段味わえない高揚感を味わえるから」(高校1年・ゆうぽん)