勉強法についての悩みに、多くの受験生を合格へと導いてきた各教科の先生が、大学受験突破のためにアドバイス。駿台予備学校の英語科講師の増田悟先生に難関国立大の英語を解くためのポイントについて答えてもらった。(構成・安永美穂)

Q. 難関国立大学の入試の英語対策のポイントは?

A. フィーリングで解かずに、文の構造を理解しよう

 

英文和訳は「フィーリングNG」

難関国立大の入試では、英文の意味を正確に読み取ることに加えて、自分が伝えたい内容を過不足なく簡潔にまとめて書く力も求められる。特に、英文和訳の問題はフィーリングで訳していくと細かい部分で減点されてしまうことがあるので注意が必要だ。

問題演習をする際も、問題集を解くときは、何周もくり返すことを前提としていると、「あとで理解すればいい」と油断が生じやすい。間違えた問題については、「どのような考え方でこの訳になるのか」を1問ずつ確認し、その時点で確実に理解していくようにしよう。

文の構造を分析しながら読む

読解に関しては、基礎となる文法と語彙を押さえたうえで、文と文、段落と段落のつながりを考えて文章全体の流れを押さえていこう。「速く読まなければ」と焦って、単語のイメージだけをつなぎ合わせて読もうとすると、意味をとり違えてしまう可能性が高い。まず初めは、速く読むことよりも、それぞれの文がどのような構造になっているのかを丁寧に分析しながら読むことが重要だ。文の構造を理解できるようになれば、何度も読み返さなくても正確な意味を理解できるようになり、結果的に読むスピードも速くなっていくはずだ。

 

増田悟先生

(駿台予備学校 英語科講師)

ますだ・さとる 東京都出身。東大大学院ではロシア文学を専攻。分かりやすく熱意あふれる正統派の授業が身上。