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【最優秀賞】
 
早川 彰太郎(福岡・西日本短期大学附属高等学校3年)
 「西短」の長き伝統守り抜くプライド懸けたストレート投ぐ
 
最優秀賞の受賞コメントは近日公開!
 
 
【優秀賞】 
 
翁 謀業(東京都立墨東特別支援学校3年)
 「手」を「出」すなその人信じ歩ませろ手出しされると「拙」きままに
 

受賞者コメント

 2021年度は「佳作」を受賞したので今年は流石に受賞しないだろうと思っていたので非常に驚きました。しかし、前回より今回の方がより評価されたので本当に嬉しかったです。 2021年度に「佳作」を受賞したため、もう一度挑戦してみたいと考え作った短歌を先生に見せたところ、応募してみるよう勧められたので応募しました。
 大人達が自分の進路や、やる事に毎回口出ししてくるため、自分の信じた道を歩みたいと考え、手出ししてほしくないという思いを込めて作りました。
 私は長い文を書くより、短く簡潔に書くのが好きで、「佳作」を受賞してから、更に短歌を書くことが趣味になりました。そして好きになったので短歌を作ること自体が楽しかったです。人に手出しされる前に自分から行動を起こそうと今まで以上に思えました。また、短歌を作る楽しさを改めて実感しました。
 短歌の魅力は、その時々の自分の考えや気持ちを短く簡潔に表現することができ、漢字に関する短歌だと、漢字の知識等も深められるところです。日頃から漢字をよく学び、知識を深めています。また、良いアイデアを思いついたらなるべくメモするようにしています。
 自分の感情や考えを思った通りに短い言葉で表現するのは難しいかもしれませんが、ありのままで、文字にして良いと思います。また、アイデアが浮かんだらメモする癖をつけると良いと思います。

 
五十嵐 千華(埼玉県立浦和第一女子高等学校2年)
 戻りたいそんな時代があるのならより戻りたい未来を創れ
 

受賞者コメント

 優秀賞という貴重な賞を頂くことができ、とても嬉しく思います。夏休みの課題だから取り組んだものでしたが、賞を頂いたことで創作活動に興味が出ました。
 夏休みに作品を創作したのですが、その夏休みに愛犬が亡くなってしまい、もっとお散歩に行ったり遊んだりすれば良かったと心底後悔しました。しかし、どんなに悔やんでも過去には戻れませんし、ただ暗く悲しい時間が過ぎていくだけだと思いました。それなら忘れるのではなく、それを心にとめてこれからに繋げることが大切だと思いました。いくら戻りたいと思っても戻ることは出来ないのでずっと嘆いているよりは、自分で楽しく明るい未来を創り、後世の人が戻りたいと思う時代を創ることが生きる活力にもなりますしコロナ禍の今の状況にこそ必要な考え方ではないかと思います。
 創作にあたって、「つくる」の漢字を「作る」か「創る」かで悩みました。しかし「創る」の方がゼロから自分で考えて新しいものをつくるというメッセージになると思いこちらの「創る」を選びました。また、自分の考えを言葉にして表現する難しさを改めて感じました。
 ストレートな表現をすることが大切ですが、作品を見る方にどのようにするれば伝わるのかを考えることも大切だと思います。

 
 
【佳作】
 
古田 弘珠(広島県立広島高等学校3年)
卵とか風船だとかこころとかあえてわられず居るもの達よ
 

受賞者コメント

 このような素敵な賞を頂けて大変光栄ですし、言葉と意味と自分について、ぐるぐる考える自分1人のお気に入りの時間が他者に肯定されたような気持ちで、とても嬉しいです。誰に言うでもない自分の感動が詩や短歌という形で溜まってきて、同年代の人と一緒に評価して頂く機会というのもこの先ないかもしれないと思い、折角ならという気持ちで応募させて頂きました。
 膜があるから私の形が生まれて、だからしんどいんだし、その膜は簡単に割ってしまえるほど脆いのに、私も私以外もそれをついに壊すことなく今が訪れたのだ。そう思うと有り体な言い方になってしまいますが、ぐっ、と来て。こころを殺さずに居たのは私だし、柔らかな、私以外です。卵とか、風船とかは、つまり生命であり、浮力です。簡単に壊せる脆くて弱いそんなもの達が、割られずにあることを、希望だと信じたくなったのか、それとも、持て余しつつ、割る勇気も出せぬままに抱えてきた物が希望だと、やっと気づいたということなのか。わかりませんが、それはむず痒くて、少し寂しい気もして、でもやっぱり愛しくて。そういうその時湧き出た感情が、少しでも伝わっていたら幸いです。
 最初実は別々だった卵、風船、私というテーマがある日卵と風船と私、になってしっくりきたときは高揚しました。また「あえて」か「あへて」か、「居る」か「ある」か、最後詠嘆で伝わるかどうか、なども沢山悩みました。全部ひっくるめて言葉にする過程は楽しかったです。 自分の感情の揺れを、ちょっと面白がれるようになったかもしれません。言葉と意味の間をのぞきこんで混乱したり、言葉の意味する力に圧倒されたりするのがたまらなく楽しいです。
 日頃から落ちてきた色んな言葉をメモしておくようにしています。それを何度も口の中で転がすうちに溶けてなくなったり、形が変わるのに驚かされたりします。
 興味があるなら、言葉で自分の世界を知っていくこと、組み立てていくこと、深めること、は、もう始まっているのだと思います。

 
阿部 海音(宮城県仙台第三高等学校1年)
「正しい」を目指し前向き行進し他者の正義を踏むことなかれ
  

受賞者コメント

 受賞にびっくりしました 。夏休みの宿題で応募しました。SNSで他人の人権を考慮していない投稿を見かけたことからこの作品が誕生しました。
 創作にあたり苦労したことは、なかなか浮かばなかったことです。この作品の創作を通して、自身の発言や投稿により注意するようになりました。
 創作活動に興味がある人、創作活動を始めようとしている人へのアドバイスは、「完璧より完成を優先する」です。

 
重松 龍也(福岡・西日本短期大学附属高等学校3年)
怪我重ねナインに託す最後の夏かける言葉はだれより熱く
 

受賞者コメント

 まさか私がこのような賞をいただけると思っていなかったので驚いているのと、素直に嬉しい気持ちでいっぱいです。国語の授業で担当の城先生からすすめていただいて、クラス全員で創作に取り組んだのがきっかけです。
 創作するとなったときに自分にしか書けないものを書こうと思い、所属していた野球部で怪我もあり試合に出ることができなかった最後の夏の経験を歌にしました。
 伝えたいことを三十一音で表現しなければならない点が一番苦労しました。そして、どのような言葉で伝えたら読み手の心に響くかを考え、創作しました。自分のことを短歌にすることで自己を客観視することができたので、自分自身のことをより知る事ができたのではないかと思います。高校一年生の頃から国語の授業で創作していたので初めてではないですが、先生に創作に対する心構えやポイントを教えていただいたり、テレビの俳句番組を見たりしました。
 私は今回の創作活動を通して、自分のことを客観視して、自分をより知ることができました。創作活動をすることで自分を変えることができるかもしれません。また、句や歌ができたときの達成感はとても嬉しいものです。迷っているくらいだったらやったほうが確実に自分にとってプラスになると思うので、ぜひ創作活動して見てください。

 
矢野 颯大(徳島・徳島市立高等学校2年)
黒土と汗を纏ったユニフォーム洗う母への感謝の一打
   
植野 寛子(静岡県立富士東高等学校2年)
言の葉を薬にするか刃にするかはの使い道誤る勿れ
   

受賞者コメント

 このような素晴らしい賞を頂くことができるとは思っておらず、大変驚いています。ありがとうございます。夏休み前に、教室に貼ってあったコンクール一覧のポスターを見て応募を決めました。
 ふと思いついた言葉遊びから作った短歌です。言葉は人を救うことも傷つけることもできる。日々痛感しているそのことの難しさと、「決して傷つけてはいけないぞ」という気持ちを込めました。いくつか考えていた短歌がどれもしっくりこず、もう一度一から練り直していた時に思いついたものでした。「何となく考えたこと」が役に立ったと思います。日本語の楽しさを再確認できました。
 創作の魅力は、作る人によって完成するものが全く違う、その多様性と奥深さだと思っています。作品から作者さんの心を感じること、自分の心を作品に込めること、どちらも楽しいです。日常、思い浮かんで、いいな、と思ったことは何でも書き留めることが主です。ぼーっとしている時は大抵頭の中で物語を作ったりしています。「もしも~だったら……」「あの鳥は今までどんなことを経験したんだろう?」と何気ないことから思考を広げたり、電子辞書で出鱈目に言葉を打って調べてみたり、何かを「見つける」ことから創作を始めています。
 私の好きな世界、僕の思うこと、パッと思い浮かんだ物を並べただけで創作は始められると思っています。形は言葉でも、絵でも、何でもいいんです。軽い気持ちで考え初めて見てください。

 
 
【入選】
 
山本 凜子(埼玉県立浦和第一女子高等学校1年)
兼六園枝や葉一つに込められた庭師さんの想いが伝わる
   

受賞者コメント

 受賞すると思っていなかったので驚きました。また、全然短歌を作ったことがなく、苦戦しましたが、受賞できて、嬉しかったです。 学校の夏休みの課題だったので応募することにしました。
 金沢に旅行に行き、兼六園を訪れて景色の美しさに感動しました。すると、木の手入れをしていた庭師さん達が、一本の枝を見ながら、その枝を切るかどうか話し合っており、一本の枝も大切にするからから美しいのだと感じました。
 創作にあたり、情景や心情が伝わるように、簡潔にまとめるのが難しかったです。普段あまり使う言葉について深く考えていなかったので、時間をかけて使う言葉について考えることは大変でしたが楽しかったです。自分の気持ちを相手に伝えるために、じっくり考えて、さまざまな言葉を当てはめてみることが大切なのだと知ることができました。初めての創作だったので、学校の教材や、インターネットで調べることで学びました。
 周りによく注意を払ってみると、今までは気づかなかった様々なことに気づくことができると思います。

 
若林 ありさ(静岡・静岡雙葉高等学校2年)
薄桃に染まる大きな雲みれば優しいあの人の声が聞こえる
   
松元 雄仁(青森県立五所川原高等学校1年)
「ヤッテマレ」市内を周る立佞武多燃え盛りゆく津軽魂
   

受賞者コメント

 正直に言うと、まさか自分が受賞されるとは思っていなかったのでとても驚きました。でもそれと同時に、自分の創作への自信がついたのでとても嬉しいです。 夏休みの課題として提出するものでしたから。
 五所川原高校では、五所川原立佞武多祭りに参加する伝統があり、僕が参加した時に市民の熱狂に包まれていたのを見て作られた作品です。必要最低限のワードを入れつつ、自分にとってどの言葉を入れたら納得のいく作品になるかを熟考しながら創りました。改めて五所川原立佞武多祭りが人々に愛されているのかが理解する事ができました。それに加えて自由に表現する事の楽しさに気付かされました。
 自分の頭の中にある世界を自由に表現する事が出来るところが創作の魅力です。日常の中で「あ、今の面白い」と思ったことがあれば、忘れないうちにメモしています。
 自分がいったい何を創りたいのかを考えて、整理することが大切だと思っています。何も思いつかないのであれば、自分の周りを見てキッカケを見つけることから始めても良いと思います。

 
鈴木 つくし(千葉県立千葉女子高等学校3年)
波間にも土にも風にも還れない海原のプラスチックの孤独
   

受賞者コメント

 受賞できるとは思っていなかったので、とても嬉しいです。 学校に掲示されていたポスターを見て応募を決めました。
 以前解いた模試の評論読解で、プラスチックが分解されて自然に還るまでには長くて1000年ほどかかると知りました。私たちに作られたプラスチック製品が、私たちが死んだ後も海洋を漂い続けることへの責任を感じて詠んだ作品です。
 「にも」を3つ並べて、リズムよく読めるようにしました。難しい言葉は使わず、思ったことを率直に表現するよう心がけています。作品を頭から読み進めて、最後で「プラスチック汚染についての一首だったのか」と気づかせたかったので、五七五の段階ではまだ何のことかわからないよう、キーワードを出すタイミングを調整するのに苦労しました。言葉の順序を入れ替えたりより良い類義語を探したり、作品を推敲している間はずっと楽しかったです。作品を制作する前に環境問題とプラスチック汚染について調べたので、そこに関しては多少詳しくなりました。
 創作の魅力は普段考えているとりとめのない事を、改めて言葉にするきっかけになるところです。寝る直前の、布団に寝そべった状態であれこれ考え事をしていると良いアイデアが浮かんできます。アイデアを短歌の形に整えていく過程が楽しくて、夜更かししがちです。
 日常生活の色々なところに作品のヒントが転がっているので、何事にも興味を持って取り組んでみるのがおすすめです。

 
新田 冬和(東京・國學院大學久我山高等学校1年)
知らないと割り切るわけにはいかなくて不器用なりに折る千羽鶴
   

受賞者コメント

 初めて書いた短歌でこのような素晴らしい賞を賜り、驚くと共に感謝の気持ちでいっぱいです。前々から短歌は好きだったのですが、作品を鑑賞するだけで完結させていました。31字の短い詩の中に、伝えたい思いと伝えたい言葉をいかに当てはめていくかが悩みどころでした。私がこの夏に実感したこと、それを表現したたったの31字にこのような賞をいただけたということを心から誇りに思います。
 俳句を詠むことが好きだったのですが、せっかく全国の高校生と創作物を競うことができる機会なので、担当の先生に勧められたことが最初のきっかけで、挑戦したことのない短歌部門で応募してみようと思いました。
 今年の夏、縁あって長崎の平和祈念式典に参加することができました。ロシア・ウクライナ戦争が激化する中、爆心地公園には多くの花と共に千羽鶴が手向けられていました。千羽鶴は原爆症で苦しむ広島の中学生、佐々木禎子さんが「千羽折ったら治る」と信じ、折りつづけた折り紙の鶴にに由来します。原爆投下から77年。いつしか千羽鶴に昇華された彼女の思いは世界に共通する平和への祈りの象徴になりました。世界中の人々がヒロシマ・ナガサキの原爆によって被害を受けた人々、そして今も戦禍を生きる人々への祈りを千羽の鶴に込めるようになったのです。爆心地公園にて、全世界から集まった平和への祈りが形を成した千羽鶴を見つめているうちに、私はいかに自分が受け身で戦争を、平和を考えていたかが身につまされるようでした。心のどこかで「私たちが何をしようと世界は変わらない」という諦めを抱いていたのです。
 私たちは戦争を知りません。どんなに苦しいか想像することしかできません。8月のあの日、どんな匂いがして、どんな声が聞こえて、どんな光景が広がっていたか。77年前に思いを馳せることしかできないのです。しかし、世界の戦禍で苦しむ人々に思いを馳せることは絶対に無駄なことではないと今年の長崎訪問で改めて実感することになりました。ひと折りひと折りに祈りを込めて。平和な世界を実現するその日まで、不器用な私なりに行動を起こしていきたい、そんな思いを込めてこの短歌を詠みました。
 短歌にしようにも伝えたいエッセンスが多すぎて、どの言葉を削り、残すべきか提出の最後まで悩みました。あえて出来事の詳細を載せないことで、読者の想像の幅を広げられるように工夫いたしました。日常に潜む言葉に敏感になって、使いたい言葉をスマホのメモに書き留めながら悩んでいた時間はなにものにも変えられないほど充実しており、楽しかったです。 短歌という短い詩を通した平和学習のアプローチを考えてみたいと思うようになりました。原爆詩、原爆文学というジャンルの中に組み込まれるかもしれませんが、短い言葉でガツンと心に響くような詩をこれからも作れたらいいなと思っております。
 今まで悶々と心のうちにあった戦争について、原爆についてを言語化することが出来、言葉にすることの難しさと尊さに気づくことができたのは、自分の中で大きく成長した点だと思っております。創作の魅力は、ペンと紙だけで自分の世界を広げることができるところです。日頃、自分の内面と向き合う機会を取ることは難しいですが、創作しようとすると否応無しに向き合わざるを得ません。自分の秘めたる面に気づくきっかけになるのではと思います。
 携帯のメモに気に入った言葉や詩、セリフなどを書き留めるページがあります。電車の中であったり散歩中であったり、目に入った素敵なことを忘れないようにしています。
 初めは腰が重いものですが、書けば書くほど楽しくなっていくし視界がクリアになっていきます。良い作品からたくさんのことを吸収しながらうちなる自分と向き合う機会を大切にしてください。

 
大沢 瑞希(茨城県立結城第二高等学校4年)
仕事して学校に行く我なれば沁み沁みと読む啄木の歌
   
渡部 龍馬(福岡・西日本短期大学附属高等学校3年)
腕相撲今の俺なら勝てるのに超えられぬまま逝きし父親
   

受賞者コメント

 入賞できると思ってないなかったので、うれしいです。 学校の授業で応募できる機会があったので応募しました。
 父と最後に腕相撲をしたのは中学2年生の時で、その時は父に負けてしまいました。その1ヶ月後、父は亡くなりました。高校3年生になり、柔道で毎日体を鍛えている今の僕なら、あの頃の父と腕相撲をしても勝てると思い、父を偲んでこの作品をつくりました。創作している時は、父親とのいろいろな思い出がよみがえってきて楽しかったです。たくさんの人に「歌を読んで感動したよ」と言われて僕も嬉しかったです。自分の中の可能性を一つ見つけられたように感じました。初めての創作にあたり、授業担当の先生から創作のポイントを教えていただきました。
 創作活動にはやってみないと分からない楽しさや、達成感があるので、是非挑戦してください。

 
植松 幹太(福岡・西日本短期大学附属高等学校3年)
父だけが抱くかなしみは毎年の逝きし母との結婚記念日
   

受賞者コメント

 こちらのコンテストでは、1年・2年・3年と毎年大きな賞を頂き、毎回毎回とても嬉しく思うとともに、自分でも驚いています。現代文の授業でこのコンテストに取り組みました。
 両親のありがたみを毎日感じる中で、とても切なくなる時があったので、そのことを作品に詠みました。本当は楽しい思い出を作品に詠もうとも考えたのですが、父の気持ちを少しでも分かりたいと思い、この歌を作りました。父の気持ちを想像し、それを31音にまとめることに苦心しました。俳句や短歌を創作する中で、たくさんの言葉を自分のものにすることが出来てとてもよかったです。
 推敲する過程で先生から何回もダメ出しを受け、言葉を見つけていく中で納得のいく作品が出来ました。創作活動を始めてみようという人は、根気強く、言葉、表現にこだわって作ってみてください。

 
小田長 心花(神奈川・横浜雙葉高等学校2年)
「好きです」をのどから胸へ押し留む貴女とあたしは親友だから
 
上田 杏(群馬県立高崎女子高等学校2年)
喧騒に殺されそうで逃げ込んだ弱冷房の銀河鉄道
 
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