いわきキャンパス(福島県)に薬学部・看護学部・健康医療科学部・心理学部の4学部、柏キャンパス(千葉県)に国際看護学部を擁する医療創生大学。医療や時代の変化に対応できる「医療人」を創り出す(創生する)という意味が大学名の由来だ。今回は看護学部について紹介しよう。

被災地だからこそ「災害看護」の学びに注力

4年制大学の看護教育機関として、チーム医療に必要な対人スキルや、コミュニケーション力を高め、総合的な看護を提供できる看護師・保健師を育成する医療創生大学 看護学部。キーワードとなるのは「実践力」「災害看護学」「国家試験対策」「チューター制」だ。

 

なかでも、同大学を特徴づけているのが「災害看護」。大学がある福島県いわき市は、東日本大震災の被災地ということもあり、災害看護の授業に力を入れているのだ。

「災害看護」の授業では、災害の予防対策、災害直後の看護活動、被災地域における長期的な看護ニーズと救助について学修するほか、災害時における医師、医療ソーシャルワーカー、薬剤師等のメディカルスタッフの役割と看護職の連携についても学んでいくことができる。

さらに「災害看護演習」では、東日本大震災における災害被害状況を、具体的な資料に基づき災害時のリスクコミュニケーションについて調査。その結果から問題を整理し、看護職として地域住民への健康支援に何が必要かについてまとめていくという内容だ。

そのほかにも、避難者の住居スぺースや導線、調理エリアや仮設トイレ等の共有スペースの配置、時間経過を考慮した衛生環境など、避難所で起こるさまざまな出来事に対して話し合い、避難所の運営についても必要な知識を修得することができる。

 

 

学生個々にあわせたきめ細やかな教育

また、学生1名に対し1名の教員が責任をもって学生の学修面や学生生活などのサポートを行う「チューター制」も強みのひとつ。とくに国家試験対策として1年次から定期的に参加する全国模試の結果を振り返り、学生個々の苦手分野や弱点の強化に役立っている。一人ひとりに対しきめ細やかなサポートを行い、手塩にかけて教育するというのが学部のミッションだ。

看護師国家試験については、3年次の1月には国家試験対策オリエンテーションを実施。試験日までの具体的なスケジュールや対策を指導したうえで、模擬試験と補習を繰り返し行っていく。チューターは学修目標の達成状況を定期的に確認し、知識の定着を目指し、指導していく。

 

 

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Webオープンキャンパス開催

11月5日(土)には、オープンキャンパスをWeb開催する。YouTubeによる「なんでも相談(学生編)」の生配信と、LINEによる個別相談のほか、期間限定(11/5~11/11)で学科紹介などの動画も公開する。事前申込制のため忘れずに予約しよう。

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提供:医療創生大学