看護師を目指す高校生は多い。東京情報大学看護学部で学ぶ小泉友里菜さん(取材当時3年)は、看護師として働くお母さんの背中を見て小学生の頃から看護師になることを夢見ている。小泉さんが目指す看護師像を聞いた。

母の背中を見て憧れた看護師の夢

母が看護師をしています。幼稚園の頃、園長先生から看護師がとても素晴らしい仕事であると聞きました。そのころから、看護師という仕事に憧れを抱くようになりました。

母は家でもよく仕事の話をしてくれました。看護師の大変なエピソードもたくさん聞きましたが、不思議と嫌という気持ちにはなりませんでした。小学生の頃には、看護師になりたいとはっきりと思っていたことを覚えています。

私が目指す看護師は、コミュニケーションを通して患者や多職種の方とよりよい関係を持ち、患者さんそれぞれに適したよりよいケアができる看護師です。また、将来は保健指導を通して病気を予防し、健康維持に努める保健師という仕事も視野に入れて学んでいます。

看護師が扱う「情報」の重要性

 

看護師は患者さんの病気、治療方法、家族、患者さんの既往歴などさまざまな個人情報を取り扱います。当たり前ですが、患者さんの情報を漏らしたり、患者さんが特定されたりするような行為は許されません。

看護師は患者さんに一番近い存在です。だからこそ看護師には患者さんのたくさんの情報が集まります。看護師はそのたくさんの情報の中から必要な情報を取捨選択し、医師や同僚看護師に伝え、患者さんにこれから起こる症状の変化を予測し、対処方法を考えていきます。こうした看護師が扱う情報の重要性と活用方法は「看護と情報」という授業で詳しく学ぶことができます。

今後、情報社会がさらに進み、看護の現場でも看護と情報の融合が進みます。情報に特化した総合情報学部を持つ東京情報大学看護学部だからこそ学べる強みがあると思っています。

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一人ひとりに寄り添うことのできる看護師を目指す

 
 

いろいろなことに興味があるのですが、将来は産科・産婦人科で働く看護師を目指しています。以前、授業で出産シーンを動画で見たことがあります。赤ちゃんの誕生の感動とともに、出産後の女性の状態、出産を経験しない男性が父親になる過程での苦しみなどを知りました。また社会問題にもなっている不妊治療などさまざまな問題があります。

大学でさまざまなことを経験し、こういったそれぞれの立場の人に寄り添える看護師になりたいと思っています。

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提供:東京情報大学