各地域に伝わる昔話や伝説、郷土料理、方言などの身近な「地域社会」に目を向け、文化を掘り起こし向き合うことによって、自分たちにできることを考えるという目的のもと開催されている『「地域の伝承文化に学ぶ」コンテスト』(國學院大學・高校生新聞社主催)。各賞ならびに学校賞が決定しました!応募数の詳細と各賞の結果は以下の通りです。                        ※ 新型コロナウイルス感染症を考慮し、表彰式はオンラインで開催しました。

【応募総数】
276作品
・地域文化研究部門(団体):21作品
・地域文化研究部門(個人):198作品
・地域民話研究部門(団体):7作品
・地域民話研究部門(個人):40作品
・学校活動部門      :10作品

 折口信夫賞

  「関西弁は広まっているのか~東京と関西の高校生から考える~」
   湯浅 綾 (東京・東京大学教育学部附属中等教育学校)
     
 

 地域文化研究部門(団体)

【優秀賞】
  「泉町の宝が示す可能性~高校生ハンターの挑戦~」
   熊本県立八代農業高等学校泉分校 地域探求班
 
  「駿河湾産サクラエビ食文化継承のための考察」
   静岡県立静岡高等学校 郷土研究部公民班
 
  「栃木県のサメ食文化の変容について」
   栃木県立矢板東高等学校 リベラルアーツ同好会 
 
【佳作】
  「「萬歳楽(まんざいらく)」紙芝居プロジェクト」
   島根県立吉賀高等学校 HINA&SORA
 
  「幻の駅弁鮎寿司を追う」
   神奈川県立足柄高等学校 歴史研究同好会
 
 

 地域文化研究部門(個人)

【最優秀賞】
  「関西弁は広まっているのか~東京と関西の高校生から考える~」
   湯浅 綾 (東京・東京大学教育学部附属中等教育学校)
 
【優秀賞】
  「鳥居の強度の秘密とは~熊本地震と鳥居の被害・再建~」
   藤本 彩佳 (熊本・熊本学園大学付属高等学校)
 
【佳作】
  「小谷と下細谷におけるささら獅子舞の比較研究」
   関口 莉音 (埼玉・筑波大学附属坂戸高等学校)
 
  「秩父神社系統の神楽の独自性に迫る ー寶登山神楽を事例にー」
   手嶋 友希 (埼玉県立熊谷西高等学校)
 
  「川の速さと流れの特徴から河川の伝統工法「聖牛」について考える」
   持田 貴大 (東京・玉川学園高等部)
 
 

 地域民話研究部門(団体)

【最優秀賞】

  「伊予の国小野谷に残る小野小町伝承の謎を解く」
   愛媛県立松山北高等学校 郷土研究部
    

【優秀賞】

  「頼朝を中心とした伊豆の伝説について」
   静岡県立韮山高等学校 文芸郷土研究部

 

【佳作】

  「足立山麓の和気清麻呂伝承」
   福岡県立小倉東高等学校 地域探求ゼミ

 

  「関東唯一の鬼を祀る神社「鬼鎮神社」について~川島地域と鬼の関係~」
   東京・大妻中野高等学校 鬼研究会

  

 

 地域民話研究部門(個人)

【優秀賞】
  「昔話と「化ける」動物たち ~狐が「化け狐」と呼ばれるようになったわけ~」    
   落合 佑香 (神奈川県立平塚中等教育学校)
 
  「ガーナー森伝説 ー化物森はどのように誕生したのかー」
   屋嘉部 遥菜 (沖縄・昭和薬科大学附属高等学校)
 
【佳作】
  「佐賀県唐津市の松浦佐用姫伝説~松浦佐用姫石化伝説について~」
   山﨑 美紗子 (佐賀県立唐津東高等学校)

 

 

 学校活動部門

【優秀賞】
  「幻の「八郎様祭」~知られざる伝承の謎を解く~」
   福岡県立朝倉高等学校 史学部
 
  「伝統芸能継承活動の意義  ー「会津坂下の早乙女踊り」継承活動を通して-」
   福島県立会津農林高等学校 早乙女踊り保存クラブ
 
  「小豆島中山農村歌舞伎」
   岡山学芸館高等学校 歴史地理探求ゼミ

 

ご応募をいただき誠にありがとうございました。             本コンテストは来年も実施予定です。詳細は2022年4月以降に発表いたします。